ウクライナ侵攻でパンは高くなった、安全保障の要小麦を取り上げる、著者はセバスティアン・アビス、地政学と国際戦略の研究で有名なフランスの国際関係戦略研究所の研究家、産学省庁が共同で農業と食料の未来をを考える協会「クラブ・デメテール」の事務局長、多数の地政学関係の書籍を執筆、
概要
古代から小麦の安全保障は歴史的な出来事・戦略・紛争において決定的な要素、生産量は上位25カ国が8割、人口増加・都市化・食料の圧迫、多様な利用法、輸出は活発だが、輸出国の数は少ない、ますます増える輸入国、農産物の物流と海上輸送の問題、重要な役割を果たす穀物商人、アジア企業の出現、輸出できる国はアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、ロシア、ウクライナ、小麦需要が高まる地域、南アメリカ、小麦の需要が増すアジア、中国、インド、オーストラリア、世界の小麦輸入地域、北アフリカと中東、気候問題、小麦外交、世界の戦略的状況、ウクライナ紛争、小麦はフランスにとって戦略資源、農業従事者におススメ
感想
種をまいて刈り入れるという単純なことではない、しかし生きるために食べること、食べるために生産することは変わらない、
まとめ
小麦の地政学とは小麦の安全保障であり、自然地理・人文地理へいざない、紛争の動機、不平等、多様な使用法や消費法を明らかにするものである、