検索という病、徴候をめぐる病、いま私たちの前に反転がある、著者は與那覇潤、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、専門は日本近現代史、地方公立大学准教授、病気離職、新型コロナウイルス禍で学会の不見識に失望、「平成史」を最後に歴史学者の呼称を放棄、その後の著作「心を病んだらいけないの?」他、
概要
疫病と戦火の時代に、旧約聖書「ヨブ記」、志賀直哉「小僧の神様」、ターンブル「食うものをくれ」、中野重治「吉野さん」、コンラッド「闇の奥」、村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」、ル・カレ「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」ほか、読書が自分をつくる、思春期の入口でー寺山輝夫「消えた2ページ」、コロナ禍ー酔いどれ天使、ネット以前の事、創作に教わった歴史ー陳舜臣「秘本三国志」、塾にもあった図書室ー「太陽・特集・江戸川乱歩」、我が人生最高の10冊、書物がつなぐ対話、人類史から見た現在×エマニュエル・トッド、平成の言葉と身体×苅部直、戦後史の光と影×佐伯啓思・宇野常寛・先崎彰容、新たな戦争と日本×小泉悠、「未来を売る季節の終わりー三島由紀夫「青の時代」、専門家にさよならしたい読者におススメ、
感想
危機の今、読書は自分をつくり、書物は人をつなぐ、検索という病から脱出、
まとめ
疫病と戦火の時代に、読書が自分をつくる、書物がつなぐ対話、