平安時代の貴族たちがいかに自分の思いを和歌に込めたかを探る、著者は今井雅晴、東京教育大学大学院博士課程修了、筑波大学名誉教授、東国真宗研究所所長、専門は日本中世史、仏教史、著作は「鎌倉時代の和歌に託した心」他
概略
菅原道真、誕生と勉学、文章博士、宇多天皇の近臣、遣唐使廃止、大宰府に流さる、学問の神、藤原道長、誕生と本流争い、権力の座を駆け上がる、藤原公任との交流、息子頼通へ、「この世をば」の和歌、紫式部、誕生と父の藤原為時、結婚、源氏物語執筆、道長との交流、娘の大弐三位、清少納言、誕生と結婚、清原家の和歌の伝統、一条天皇の皇后・定子に仕える、枕草子執筆、宮仕えを退く、その後の生活、白河天皇、誕生と親王時代、白河天皇の在位時代その和歌、上皇時代、源頼政、誕生、歌人としての頼政、保元の乱と平治の乱、平清盛の援助・推薦で従三位に昇る、反清盛の挙兵をし、敗死、慈円、誕生と出家、天台座主就任、九条家の不運と復活への慈円の努力、後鳥羽上皇と親しく・のち離れる、病気、信仰、土御門通親、誕生と若い時代の活躍、通親・後鳥羽上皇に信頼される、優れた歌人の通親、父雅通を忍ぶ、和歌所寄人の通親、今日に生きる私たちに重要な導きを与えてくれる、おススメ
感想
現代はメールだが、平安期は和歌が交流の媒体であり、和歌に込めた思いが伝わってくる
まとめ
菅原道真、藤原道長、紫式部、清少納言、白河天皇、源頼政、慈円、土御門通親、
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