レビュー・時を刻む湖

水月湖・泥から世界の標準時計をつくることを目指した地質学者たちの物語、著者は中川毅・京都大学大学院理学研究科修士課程・エクス・マルセイユ第三大学大学院博士課程修了、立命館大学古気象学研究センター長、著書「人類と気候の10万年史」

概要

奇跡の湖の発見、最初は偶然、年稿研究の幕開け、掘るだけ掘ってみよう、縞模様はなぜできる、年稿が失われないために、埋まらない湖、これをどう使う、とても長い時間を測る、長い時間の測り方、戦争の陰で、成り立たない前提、誤差をどう解消するか、樹木年輪の壁、ピンチヒッター、北川浩之の挑戦、長い闘い、もう一つの長い戦い、時間の統一、標準時をめぐるデッドヒート、水月湖の挫折、より精密な「標準時計」を求めて、93年コアの限界、イギリスの決断、1ミリも取りこぼさない、年稿独特の難しさ、7万枚の稿を数える、新しい技術、見えない年稿、1200枚の葉っぱを拾う、北川データの復活、超えられなかった壁、最期の工夫、完成した年代目盛、コラム、追憶の水月ヒルトン、世界中の時計を合わせる、ポーラ・ライマーの挑戦、より厳密な定義、地質年代学のあゆみ、成果を論文にまとめる、水月湖のほとりで、ついに「標準時計」に、歴史の教科書を書き換える、エピローグー数えるなんて簡単なこと、「年稿博物館オープン」、第2次水月湖年稿プロジェクトスタート、

感想

水月湖が過去5万年の時間を測るための標準時計となったこと、

まとめ

奇跡の湖の発見、とても長い時間を測る、より精密な「標準時計」を求めて、世界中の時計を合わせるを考察、

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