レビュー・夏目漱石

NHK100分DE名著・夏目漱石スペシャルをベース
、著者は阿部公彦、東京大学教授、東京大学大学院修士課程を経てケンブリッジ大学で博士号取得、著書は「英詩のわかり方」他、

概要

吾輩は猫であるの胃弱、吾輩は猫であるがもたらした発見、吾輩は猫であるはどのような事業だったのか、迷う漱石、トークショーとしての吾輩は猫である、駄弁の力、吾輩は猫であるはどのようにして胃弱的なのか、身の丈を受け入れるということ、「くせに」の呪縛、わかっているけどやめられない、胃弱という口癖、世界が先か・言葉が先か、胃弱へのこだわり、胃弱と列挙、養生訓と吾輩は猫である、三四郎と歩行のゆくえ、成長物語としての三四郎、三四郎・日本・漱石、女はいつも謎、三四郎は歩き・謎と出会う、心をつかまえる、三四郎はほんとに美禰子と出会ったのか、小説の最大のイベントは「他者との遭遇」、夢十夜と不安な目、小説のルールから離れる夢十夜、漱石のゴッシプな想像力わからないものを・わからないまま受け入れる力、みえないはずのものが見えてしまう世界―第一夜、不思議なわかり方ー第三夜自由な奇想を味わうー第八夜、接続詞や福祉に注目ー第八夜・第四話、第九夜、アンチ近代小説としての夢十夜、夢十夜へのさまざまなアプローチ、道草とお腹の具合、道草はB級なのか、「くりかえし」が表す心象風景、道草の背景、道草と漱石の実人生、鏡子夫人をあなどるな漱石の「あたま」と「お腹」の関係、日常生活が気持ち悪い、胃病は「過去」という病、近代個人主義とお腹の具合、「片付かなさ」とは何か、明暗の奥にあるもの、スパイ小説「明暗」、明暗の設定とストーリーライン、「バトルその1」お延VS津田、「バトル2」VS吉川夫人ー支配欲が強く・おせっかいな後見人、「バトル3」VSお秀-常識ぶって説教する妹、小説の言葉をめぐって、「奥」をつくる硬軟の使い分け、「場外バトル」VS小林ー一枚上手のたかり魔、「最終バトル」VS清子-天然の妖気で振り回す元カノ、「奥」=他者への不安を描いた漱石、夏目漱石の概略を知りたい方におススメ、

感想

漱石はさまざまな小説スタイルを取り入れ、消化し、多様な作品に結実させた、苦労の数々があった、

まとめ

吾輩は猫であるの胃弱、三四郎と歩行のゆくえ、夢十夜と不安な目、道草とお腹の具合、明暗の奥にあるもの、

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