2025年は昭和100年、日本がナンバーワンを目指した時代、平成はオンリーワン、昭和の夢の跡を振り返る、著者は古市憲寿、社会学者、慶応義塾大学SFC研究所上席所員、日本大学芸術学部客員教授、著書「絶望の国の幸福な若者たち」他、
概要
1昭和100年の万博、1万博の聖なる一回性、レガシー2セビリアの廃墟1992荒廃させても懲りません、3ハノーバーの虚無2000、メッセは死語、4ミラノの埼玉2015、過去の国が夢見た未来、5みゃくみゃくの大阪2025、昭和の亡霊、それでも人類は宇宙を目指す、1砂漠で見つけた懐かしい未来、観光名所だった核実験、2アポロという熱狂の時代、ビックイベント、3いつも20年先にある未来、種子島に残されたHOPE,4宇宙は乗っ取られるのか、宇宙と軍事、5昭和の申し子・イーロン・マスク、民間企業が宇宙開発、東京オリンピック大冒険の終わり、1首都高・モノレール・新幹線、挙国一致の目線、2もし東京オリンピックがなかったら、世紀の大事業、3呪いの2021年オリンピック、できもしないのに「おもてなし」幕間・戦後100年、1遠くなる20世紀、終わらない「戦後体制」、2東京オリンピック後の日本社会、「老後」が訪れない社会、3幸福な階級社会、幸福な戦後の終わり、近代が夢見たユートピア、1そうだウエストファリア行こう、ユートピア、2廃墟になったあの未来、ドイツの高速増殖炉が見た夢、ウエストファアリアの神話、3夢見た未来とは違っても、セピア色した科学の代わりに、昭和は終わらない、1権威主義国家とメガイベント、帝国主義の産物・万博2ドバイで見つけた未来、「未来博物館」、3未来予測はなぜ外れるのか、繰り返される「同じ未来」、4幸福な平成時代、多幸感に満たされて、5昭和100年、経済的な公平さと承認を巡る闘争、1990年代昭和と決別できていれば日本は違った世界を歩んでいただろう、
感想
「昭和は遠くなりにけ」、昭和は終わったのか、依然として昭和がこびりついている、いつまで昭和という亡霊がこの社会を支配しているのかを考えた、
まとめ
昭和100年の万博、それでも人類は宇宙を目指す、東京オリンピック・大冒険の終わり、戦後100年、近代が夢見たユートピア、昭和は終わらないを考察、ろくでもない「昭和100年」を描く、