フランス革命の独裁者と呼ばれる男の残したメッセージの軌跡をたどる、著者は高山裕二、明治大学政治経済学部准教授、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了、専門は政治学・政治思想史、著作「トクヴィルの憂鬱、フランス・ロマン主義と世代の誕生」他、
概要
第一部・青春、美徳と悪徳、きまじめで勤勉な少年時代、ロ-マ人と呼ばれて、法曹の道へ、名誉を超えて、抑圧された人々のために、科学の勝利、デビュー演説と名誉、心の師との出会い、グレッセへの賛歌、師との邂逅、女性の勝利、幸福の革命に向けた三つの矢、世論の法廷、二つのパンフレット、第二部・革命の幕開け、ヴェルサイユの華、全国三部会の開催、民衆=人民の登場、立法権あるいは代表者という核心、能動市民と受動市民、10月事件という衝撃、人権宣言の擁護者として、ジャコバン・クラブ、堕ちた象徴、シャン=ド=マルスの虐殺、清廉の人、帰郷、最後の帰郷、聖職者の公務員化、対外戦争の恐怖とブリソの登場、陰謀への強迫、宣戦布告、「憲法の擁護者」の発刊、美しい革命と9月虐殺、第三部・共和国の誕生、民の声は神の声か、共和国の誕生、世論の専制、ルイは裁かれえない、恐怖時代の幕開け、死刑執行人の使命、どこもかしこも陰謀だらけだ、長期欠席と五三一蜂起、生存権の優位、ブリソ派の追放と引退宣言、飢えない権利、新憲法と蜂起の理由、革命政府の成立、マラ暗殺、革命政府の宣言、悲しみの王妃、第四部・恐怖政治の時代、恐怖政治の由来、恐怖を日常に、暗黒事件、神が存在しないのであれば・それを発明しなければならない、民主主義とは何か、ジェルミナルのドラマ、旧友の批判、エベール派の逮捕、ダントンの処刑と「恐ろしい存在」、革命の祭典、革命の再編とサンジュスト、革命下に音楽が流れる、最高存在の祭典、大恐怖政治、そこはプレリアル22日法から始まった、フルーリュスの勝利、孤独な愛国者、第五部・最期、失脚、最後の演説、運命の日、テルミドールの聖母と呼ばれて、独裁者の最期、署名の謎、陰謀の歴史、恐怖のシステム、マクシミリアンの影、ルサンチマンの政治、言葉とモノ、システムの支配、エピローグー透明を求めて、革命は凍結される、請願権という経路、知られざる立法者、政治にもっと透明さを求める方におススメ、
感想
ロベスピエールの思想と行動から学ぶことは多い、民主主義の下あまりにも多大ななすりつけが多い、
まとめ
青春篇、美徳と悪徳、名誉を超えて、心の師との出会い、幸福の革命に向けた三つの矢、革命の幕開け編、ヴェルサイユの華、能動市民と受動市民、堕ちた象徴、帰郷、陰謀への強迫、共和国の誕生編、民の声は神の声、恐怖政治の幕開け、生存権の優位、革命政府の成立、恐怖政治の時代編、恐怖政治の由来、ジェルミナルのドラマ、革命の祭典、大恐怖政治、最期編、失脚、独裁者の最期、マクシミリアンの影、エピローグー透明を求めてを考察、民主主義を信じた独裁者の生涯を描く、