レビュー・幻のレコード

発禁とは何か、おざなりになっていた戦前のレコード検閲の全貌について考察、著者は毛利眞人、音楽レコード史家・大阪芸術大学中退後中古レコード店勤務を経てライターとなる、専門は近代音楽と文化史、著書は「貴志康一ー永遠の青年音楽家」他、

概要

レコードというメディア、音声、舞台と映画からヒット曲、公序良俗、レコードにも検閲を、売り上げは右肩上がり、取り締まり、五一五事件記念レコード、出版法改正、レコード検閲、音が出る、ややこしいレコード検閲、レコード検閲係・小川近五郎、次々と発禁に、実質において夢想家にして実務家、流行統制の矛盾、「忘れちゃいやよ」と「あゝそれなのに」、罪は万死、「ねえ小唄」公認?洪水、昭和十二年の転機、模倣版問題、コロンビア参入と投書検閲、便乗と動員、日中戦争に便乗、見よ東海の空明けて、国策第一、戦時体制下のレコード検閲、だってひどいわ・あんまりです、発売中止エピソード、ジャズ、夢去りぬ、しぶといジャズ、レコードが音盤に、戦災そして敗戦、

感想

検閲に軍はタッチせず、実質は小川近五郎が検閲した流行歌である、昭和の流行歌は皮肉にも小川によって形成されたといってもよい、

まとめ

レコードというメディア、レコードにも検閲を、出版法改正、レコード検閲係・小川近五郎、「忘れちゃいやよ」と「あゝそれなのに」、昭和十二年の転機、便乗と動員、戦時体制下のレコード検閲、夢去りぬ、

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