レビュー・勝利を愛する人々

人類の三分の一を支配、子どもの教育、「父祖の遺風」、ローマ人の物語、著者は木村凌二、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、東京大学名誉教授、著書「薄闇のローマ世界ー嬰児遺棄と奴隷制」他、

概要

伝説のなかで戦いが始まる、1建国伝説と王政七代、アエネアスの建国神話、サビ二女の略奪と初代王ロムルス、伝説の王政七代、共和政、2忘却のエトルリア文明、エトルリア語、王政から貴族政、日常生活、3共和制ローマの政治と法、統領、元老院と民衆、護民官、12表法、4カミルス伝説と「国辱の日」、カミルス独裁官、偉大な父祖たちの半島、1保護と奉仕の絆、パトリキとブレブスの身分闘争、保護と奉仕、2サムニウ戦争の半世紀、ラテン同盟、分割して統治、第二次サムニウム戦争、屈辱に燃え勝利、アッピア街道、サムニウム最後の抵抗、長老ウァレリウス・マクシムス、3共和政ファシズムと民衆の熱気、父祖の遺風を心に刻む、イタリア半島南部のギリシャ人を撃退、共和政ファシズム、海へ、運命の巨大な褒賞、1カルタゴとローマ、比類ない海洋交易大国、ポリュビオスの混合政体論、2シチリア争奪戦-第一次ポエニ戦争、全面対決総大将ハミルカル、和平後の傭兵反乱と鎮圧、3ハン二バル対ローマの「剣と盾」第二次ポエニ戦争、イベリア半島遠征、ハンニバル・ガリア人を味方にアルプス越え、ファビウスの「ぐず作戦」、イベリア半島でスピキオ兄弟戦死、シュラクサとカプアを攻略して反撃、ローマの盾の晩節、4大スピキオとハンニバルの明暗―ザマの決戦、大スピキオの人心掌握、ハンニバルの提案、スピキオの反論、カルタゴの生存かローマの覇権か、カルタゴ降伏ローマ台頭、地中海の覇者へ、1ヘレニズム諸王国との対決―マケドニアとシリア、ヒスパニアを征服、ギリシャを味方に東方世界征服、将軍フラミヌス、敗者シリヤとアパメイアで和約、2国粋主義者カトーの苛立ち、女性の華美規制、元老院がバッコスの密議を禁止、ギリシャ文化、道徳の番人、カルタゴは滅ばされるべき、3ギリシャかぶれとローマ社会、豪奢品が流入、献立、服装、中庭付き邸宅、勝利を愛する、4カルタゴ滅亡ー第三次ポエニ戦争、包囲三年、ローマを救った二人の英雄、歴史家ポリュビオスの感化、ヒスパニアから北アフリカ、スキピオの壊滅作戦、マケドニア併合、コリントス破壊、おわりにー共和政というローマの人の祖国、僭主政から民主政共和政、祖国、カルタゴ人、共和制ローマの物語、

感想

元老院と民衆で共和政という祖国を造った父祖たちの物語、半島統一、ポエニ戦争をへてカルタゴに代わり地中海の覇権国家になるまでを考察、ギリシャかぶれにも言及、

まとめ

伝説のなかで戦いが始まる、偉大な父祖たちの半島、運命の巨大な報酬、地中海の覇者へ考察、共和政ローマの物語、

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