日蓮が生きた中世の宗教状況を明らかにしつつ、その中で日蓮の言説を見直し実像に迫った、著者は松尾剛次、東京大学大学院に進む、山形大学教授他歴任、山形大学名誉教授、専門は日本中世史、宗教社会学、著作「鎌倉新仏教の成立」、
概要
立教開宗へ、貫名氏の出身、清水寺入寺、官僧、天台密教の修学、延暦寺で受戒、弟子の形成、立正安国への思いと挫折、鎌倉、「守護国家論」、「立正安国論」の提出、鎌倉大仏建立、「法華経」と天台宗、蒙古襲来と他宗批判、念仏系寺院の展開と法難、伊豆配流、鎌倉における刃性の台頭、小松原法難、元の国書到来、他宗批判、忍性批判、日蓮教団成立、裁判、佐渡への配流、文永八年の法難、塚原三昧堂での暮らし、「開目抄」、「三大誓願」、「観心本尊抄」、身延山の暮らし、日蓮赦免、身延入山、文永の役の衝撃、「撰時抄」、「報恩抄」、「三大秘法抄」、弘安の役、日蓮の死、日蓮と宗教の状況に係る生涯について知りたい方におススメ、
感想
布教にあたり日蓮と忍性との批判に注目
tyuumokuが面白い、
まとめ
立教開宗へ、立正安国への思いと挫折、蒙古襲来と他宗批判、佐渡へ配流、身延山の暮らし、