平城京は古代史研究のベースキャンプ、律令制は古代国家の完成期(マルクス主義歴史学)、こうした意識を背景に考察したもの、著者は坂上康俊、東京大学大学院博士課程中退、九州大学大学院教授、著書は「律令拾遺補」他、
概要
律令国家の成立、文武天皇の即位、大宝律令の施行、外との交わり―藩国と夷人雑類、国家と社会の仕組み、軍国体制の基礎・国勢、租庸調の本質とは、郡司という立場、京と五畿七道、平城遷都、中継ぎ女帝の即位、平城京と平城宮、歴史書の編纂、聖武即位、皇位継承の難題・長屋王、聖武天皇と仏教、疫病大流行、鎮護国家を求めて・東大寺、荘園と富豪の輩、古代社会の黄昏、天武皇統の落日・仲麻呂の権勢、再編されゆく華夷秩序、古代社会への挽歌、平城京の時代をどう見るか、律令国家、日本の歴史の少年時代、
感想
律令は「枠組み」座標軸、必要とされ存続した、
まとめ
律令国家の成立、国家と社会の仕組み、平城遷都、聖武天皇と仏教、古代社会の黄昏、平城京の時代をどう見るべきか、