毛沢東の原点を分析、著者は興梠一郎、神田外国語大学教授、九州大学経済学部卒業、三菱商事中国チームを経てカルフォルニアだいだくバークレレー校大学院修士課程修了、東京外国語大学大学院修士課程修了、外務省専門調査員（香港総領事館）他歴任、著書は「一国二制度下の香港」他、
概要
革命と独裁、共産党宣言、王実味、大躍進、奪権、原点、毛沢東のルーツ、米騒動、「盛世危言」、高等小学堂、変法思想、長沙新軍入隊、湖南省立図書館、湖南第一師範、師範学校入学、恩師楊昌済、船山学社、曽国藩、譚嗣同、袁世凱、「新青年」、革命家・陳独秀、「倫理学原理」「体育の研究」、夜学の運営、「新民学会」、フランス勤工倹学、北京大学図書館勤務、李大釗との出会い、新文化運動の震源地ー北京大学、帰郷、五四運動・湖南に飛び火・「湘江評論」、「新村」ー人民公社の原型、主義と独裁ー胡適の警鐘、ジャーナリスト毛沢東、張敬暁追放運動、北京再訪、楊昌済の死、湖南改造計画ー二度目の上海・陳独秀と再会
ソビエトの使者、長沙に凱旋、「文化省社」書店開設、湖南自治運動と挫折、湖南共和国、請願デモと挫折、フランスからの手紙、陳独秀の転向、ソ連の影、新民学会の分裂、張東蓀－過激主義の穏健化、ラッセルかレーニンか、社会主義論戦、革命組織に変貌、第一回党大会、目立たない毛沢東、コミンテルン中国支部、ノルマをこなす毛沢東、ストライキで党員を増やす、浸透工作、最高指導部に抜擢、権力への道、毛沢東と陳独秀、コミンテルンが決める運命、ソ連の国益、政敵王明をつぶす、スターリンんを気にする毛沢東、陳独秀の悲劇、独裁魔王の根源、無数の毛沢東、スターリンを活用した毛沢東の独裁を知りたい方におススメ、
感想
独裁を生む制度を変えなければこれからも「無数の毛沢東」が生まれる、
まとめ
革命と独裁、原点、湖南第一師範、湖南自治運動と挫折、ソ連の影、毛沢東と陳独秀、民主化に挫折、ロシア暴力革命の道を選んだ、