京都市街地中心部にある秦家の暮らしと歴史について紹介、著者は秋元せき、京都市歴史資料館主任歴史調査員、小林丈比呂、同志社大学文学部教授、三枝暁子、東京大学大学院人文社会系研教授、西村豊、自然写真家、ネイチャーフオト・プロダクション代表、
概要
ようこそ秦家へ、秦家の奥へ、秦家の台所、秦家の料理、秦家のお正月迎え①お餅つき②お供えと祝い膳、お彼岸ーよもぎ団子のお供え、お盆、正五九、祇園祭、建具替え、太子山町の秦家、1町家と町家をめぐる歴史、京町家とは何か、町の成立、家と法華経、秦家と法華経、祇園祭の歴史と太子山町の成立、2秦家の成立と変遷、秦家を考える手がかり、太子山町に家屋敷を構える、松屋平右衛門の存在、懐徳堂での遊学、松屋の女主たち、幕末維新期の松屋与平衛、八代与平=秦宝英のこと、九代目以降の継承過程、3戦後の太子山町と秦家、秦家のある大志山町ー山町の空間、太子山飾り場に関する覚書、祇園祭山鉾の太子山、舁山に車輪をつける、太子山の収蔵庫と飾場の変化、近年の太子山町、薬種業の家としての秦家、松屋与平と奇応丸、太子山町と奇応丸、奇応丸の人気と競争相手、いためずつうじ丸と即治丸、広告と機械化、京都の今、1戦後京都が目指したもの、戦後復興と都市の理念、高度成長とまちづくり構想、古都保存法の制定、市街地景観条例と高さ制限、「人間のためのまちづくり」とは何か、世界遺産の狂乱、2京町家を守るために、歴史的建造物としての民家、家による継承の限界、売買による継承の是非、建造物を守ることと家を守ること、町家の暮らしと歴史について知りたい方におススメ、
感想
薬種業・町家の建築様式・暮らしと祇園祭に注目、継承問題にも触れる、
まとめ
ようこそ秦家へ、太子山町の秦家、秦家と祇園祭、薬種業の家、京都の今を考察、祇園祭を支えてきた秦家の歴史を辿る、