近現代の神戸を災害からの復興における都市計画と人々の生活二着目読み解いた、著者は村上しほり、神戸大学大学院人間発達環境学研究科修了、神戸市職員・大阪公立大学特任准教授、専門は都市史・建築史、著書「神戸闇市からの復興」他、
概要
第一部・近代、開港による都市形成、近代都市計画と水害の克服、開港による都市形成、1兵庫県の成り立ちと旧五国、2神戸開港の前史―兵庫津のはじまり、3近世から近代へ―神戸港の開港、4開港に伴う都市形成、5神戸市域の成立と拡張、近代都市計画と水害の克服、1地形とのつきあい方―河川改修の必要性、2近代都市計画事業によるまちづくり・みちづくり、3阪神大水害による被害と復興、
第二部・1945~1995、戦時下神戸の市民生活と被災、1防空啓発と市民の防空訓練、2配給の滞り食料増産・農園化奨励、3戦争末期の都市疎開と神戸大空襲、闇市の発生と展開、1走り出したそれぞれの復興、2焼け跡の神戸に生まれた闇市、3闇市からマーケット・商店街へ、占領による場所性の喪失と発生、1広域な連合軍の駐留、2接収による生活環境の収奪、3旧神戸経済大学の接収と六甲ハウス、終わらない戦災復興事業、1神戸市における復興構想と都市計画、2戦災復興事業から都市改造事業へ、伸び行く神戸市の都市整備、1都市整備事業の生み出した風景、2山・海へ行くの都市計画、
第三部・1995~2025、阪神・淡路大震災と復興、1震災の被害と復興、2震2災前夜の連続・断絶、3震災の記憶・記録新たな神戸へ、1まちの更新と魅力向上、2自然とともにある人間らしいまち、3神戸の記録をつなぐ取り組み、
感想
進取の気性、しかし歴史に興味を持ち、現実を見つめ・未来を目指す神戸を語ろう、
まとめ
第一部近代、開港による都市形成、近代都市計画と水害の克服、第二部1945~1995、戦時下神戸の市民生活と被災、闇市の発生と展開、占領による場所性の喪失と発生、終わらない戦災復興事業、伸び行く神戸市の都市整備、第三部1995~2025、阪神淡路大震災と復興、新たな神戸へ、豊富な資料を基に神戸の戦災と震災を語り、改めて都市計画の重要性を強調、