150回を数える首脳会談を描く、トップ同士の会談が何を生み・何を創ってきたか、日米関係を捉える試み、著者は山口航、同志社大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学、帝京大学法学部専任講師、専攻は日米関係史、著書「冷戦終焉期の日米関係―分化する総合安全保障」他、
概要
首脳会談とは何かー重層的な拡がり、参勤交代の時代ー日米安保体制の成立、１幕開けー吉田とトルーマン・アイゼンハワー、２日米新時代」と安保改定ー岸とアイゼンハワー、３「イコール・パートナーシップ」－池田とケネディ・ジョンソン、４沖縄返還と密約ー佐藤とジョンソン・ニクソン、首脳会談の定例化ー冷戦と負担分担、１大統領初来日とサミット体制ー田中・三木とニクソン・フォード、２ガイドラインと同盟関係ー福田・大平・伊東・鈴木とカーターレーガン、３「ロンヤス関係」ー中曽根とレーガン、４昭和の終わりと冷戦の黄昏ー竹下・宇野とレーガン・ブッシュ、同盟の漂流と再定義ーポスト冷戦と日米摩擦、１湾岸戦争のトラウマー海部ととブッシュ、２通訳不要の首相ー宮澤とブッシュ・クリントン、北朝鮮核危機と経済摩擦ー細川・村山とクリントン、４日米安保再定義ー橋本・小渕・森とクリントン・ブッシュ、蜜月と短期政権ー戦時の同盟、１アフガニスタン戦争とイラク戦争ー小泉とブッシュ２不安定な日本政治ー安倍・福田・麻生とブッシュ・オバマ、３対等性の模索―鳩山・菅・野田とオバマ、安定政権の登場ー自由で開かれた国際秩序を求めて、１希望の日米同盟ー安倍とオバマ、揺らぐ国際秩序ー安倍とトランプ、３ハブとしての日米首脳会談へー菅・岸田とバイデン、変化する首脳会談と日米同盟を描く、
感想
占領下のトップ会談・冷戦下の安保体制成立と定例化、ポスト冷戦・同盟の揺らぎ、日米摩擦・開かれた国際関係を求めて米軍基地問題どうとらえるか、独立か属国か、
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まとめ
首脳会談とは何かー重層的な拡がり、参勤交代の時代－日米安保体制の成立、首脳会談の定例化ー冷戦と負担分担、同盟の漂流と再定義―ポスト冷戦と日米摩擦、蜜月と短期政ー戦時の同盟、安定政権の登場－自由で開かれた国際秩序を求めて、変化する首脳会談と日米同盟を考察、トップ会談から重層な拡がり・安保体制の成立・定例化、ポスト冷戦・日米摩擦から国際秩序を求めて・会談の変遷を描く、