山田地名学を下敷き、アイヌ語地名から見た文化遺産を検討著者は児島恭子、早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学、元札幌学院大学教授、著者「アイヌ民族史の研究ー蝦夷アイヌ観の歴史的変遷」他、
概要
アイヌ語と地名、蝦夷地のアイヌ語地名の記録と解の歴史、アイヌ地名への関心、宣教師の記録、秦檍麻呂・東蝦夷地名考、上原熊次郎・蝦夷地名考井里程記、松浦武四郎の著作、加賀伝蔵、北海道のアイヌ語名、永田方正、チェンバレンとバチェラー、金田一京助、知里真志保、アツの地名解の比較言語学と地名、言語学と地名、言語学者と地名、所属形、アイヌ語地名の古さと難しさ・寛容、地名のアイヌ文化、ウエン地名、悪い場所、ウエンぺッ、遠別、ウエンナイ、ワッカウエン、オロウェンノッ、ウエントマリ、ウエンシㇼ、ウエンコタン、ピリカ名、地名には少ない、活火山、ピリカぺッ、景観ではない、ピリカキナウシ、山の名、川の水源、立地、山容、オプタテㇱケ、イワ、ポロシリ、カムイシリ、身体地名、比喩ではない、顎、鼻、頭・ぼんのくぼ、耳と口、あばら、腸と腹、尻、肘、脚・踝、採集・漁猟と地名、植物名と地名、木本類の総称二、信仰と木、木の実、薪にする木、樹皮を利用する、その他の木、野草のハル、山いちゃいちゃん、ノャ、モセ、クッタㇻ、ぺカンペ、スㇽク、キナ、ムン、キ、動物名、地名の特徴、ユㇰ、セタ、チロンヌプ、イオチ、チカプとチリ、カムイチカプ、ウリㇼ、マシ、桜鳥、海獣、フンぺ、キキㇼ、魚介類、魚鮭、鱒、チライ、ユぺ、イチャン、貝、地名伝説の形成、アイヌ古老の地名解釈と地名説話、アイヌにとっての地名、地名伝説を語る、大岩の像神謡と地名、昔話と地名、地名伝説と神話、カムイ地名、カムイコタンと形、カムイロキ、カムイミンタラ、カムイルぺシぺ、神の呼ぶ名、伝承の変化、できない地名、戦の伝説、祭場から遥拝へ、犬祖伝説、クルマッオマナイ、シサㇺ地名、地名の古層、川の系図、シぺッ、モぺッ、オンネ、ポン、モとポン・オンネとポロの関係、コツ、谷と凹地、チャシコツ、オショロコツ、名づけに潜む歴史、地名の呪的性格、昆布地名、昆布採り、サシ、鯡加工、アイビ地名、歴史の記憶としてのアイヌ語地名、歴史感覚、フシコ、トゥ、アシリ、ライ、口承文芸の地名への疑問、安楽椅子地名研究、地名からアイヌ文化について知りたい方におススメ、
感想
漢字であってもカタカナ表記される北海道の地名からアイヌ文化史が描ける、
まとめ
アイヌ語と地名、地名のアイヌ文化、採集・漁猟と地名、地名伝説の形成、地名の古層を考察、アイヌ民族の文化、暮らし、伝承の世界を再現した、
しり