レビュー・構造の奥

レヴィ=ストロースは民族学こそは我々の目指す理想と同じように「革命的科学」にほかならないと語った、四つの論文をつうじて構造主義をヴァージョンアップ、著者は中沢新一、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、思想家・人類学者・京都大学特任教授、著書は「アースダイバー」他、

概要

構造主義の仏教的起源、レヴィ=ストロースと仏教、チッタゴン丘陵、仏教とマルクス主義、ルソー主義と仏教徒、仏教の中の構造主義、民族学・仏教・未開社会、構造主義のなかの仏教、二元論の超克、親族と神話、仙厓・世界を甘受する芸術、神話論理、無我、リュシアン・セバーク小伝、高等研究院での民族学の教育と研究、神話学セミナーにセパークを迎える、新しい神話研究・プエブロ族の神話世界、神話の変換の論理、神話の公式、トリックスター、突きあい序列、ヒバロ族、大山猫の物語、神話論理の朝、アマゾン流域のポポロ族、「プエブロ神話学をセパークに託す、想像界と象徴界の相互作用、アチェ族の夢分析・初のフィールドワーク、マルクス主義と構造主義・プロレタリアの概念、悲劇的な死」、構造の奥、双分制、レヴィ=ストロースの弁証法、ポポロの三つの構造、互酬性の謎、重力(引力)論と贈与論、フランス啓蒙主義、人間科学のアインシュタイン、対称性のほうへ、仮面の道の彼方へ、1地震多発地帯、ブリティッシュコロンビアのレヴィ=ストロース、ボアズの資料、カミナリ鳥・クジラ・ナマズ、スワイフェ仮面、ポトラッチ、ゾノクワ鬼女、2剣とナマズ、ゾノクワと山姥、山の神の影、ポトラッチと市、仮面の道は続く、レヴィ=ストロースの4つの変奏曲を知りたい方におススメ、

感想

4つの変奏曲は胸中にしまい込んだ思想を具現したものである

まとめ

構造主義の仏教的起源、リュシアン・セバーク小伝、構造の美、仮面の道の彼方へ、構造の奥にあるものを具体化したもの、

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