1905年から1955年の旅順の歴史をたどる、著者は渡辺浩平、立命館大学文学部卒業、東京都立大学人文科学研究科修士課程修了後博報堂入社、現在は北海道大学大学院特任教授・北海道大学名誉教授、専門はメディア論、著書は「吉田満 戦艦大和学徒生の56年」他
概要
仰ぎ見る表忠塔、勝典の霊をともなって、軍人の本分いい死に所を得られた、水雷艇の旅順海戦、泳いででも旅順に行く、杉野はいずこ、わが村の廣瀬中佐、参戦中止、第三回閉塞作戦の戦果、ああ戦争、日露戦後の廃兵、負傷者の古参、勇士の一大楽園、俺たちのことを忘れたか、例の残桜会で今度は、アカシアの街、南山麓と日本人、期限25年の租借、武断一片に非ざりし、南満州鉄道の創立、異なる経営方針、日本人は該地方に血を植え付ける、露国経営当時の面影は殆ど夢のごとき感あり、日本海海戦から西部戦線へ、皇国の興廃この一戦にあり、百版をかさねた戦史、戦いを忘るる時は必ず危うし、ロンドンでの空襲、雲泥・霄壌月鼈の差、鉄条網と塹壕と赤いポピー、軍縮の時代の日露戦争、大々的削減、見るに忍びず、帝国の富源、普選の年の旅順参拝、父の墓の麓に自分の骨を埋めよ、聖旅順、鎮遠町10番地、退位まで、旅順亡命、第一次満蒙独立運動、清朝第一の忠臣、吼える中国と関東軍、出慮に際して、思い出の旅順、石原莞爾と水野廣徳の日米戦争、日本の活くる唯一の途、サーベルよりもそろばん、移民法と海軍大演習、深まりゆく日米の危機、満州事変の先、旅順にまつられた皇祖神、国魂神と皇祖神、創建案が出された背景、戦跡と聖跡、現人神と万世一系、飛行機ではこばれる霊代、昭和20年5月の祝詞、ソ連軍の進駐から撤退まで、国家の恥辱、ソ連参戦後の旅順と大連、撤退はなぜ延期されたか、日露戦争を記念する、大日本帝国の磁場を探索される方におススメ、
感想
帝国日本の足跡を訪ねる旅、大連には美味しい日本料理が味わえる
まとめ
仰ぎ見る表忠塔、水雷艇の旅順海戦、日露戦後の廃兵、アカシアの街、日本海海戦から西部戦線、軍縮の時代の日露戦争、鎮遠町10番地、石原莞爾と水野廣徳の日米戦争、旅順にまつられた皇祖神、ソ連軍の進駐から撤退まで、