レビュー・チャップリンが見たファシズム

これまでほとんど知られていなかったチャップリンの世界旅行の足取りを辿る、著者は大野裕之、脚本家・日本チャップリン協会会長、京都大学大学院博士課程単位取得、著書「チャップリン作品とその生涯」他、

概要

イギリス「ノスタルジック・ジャーニー」、すべてを捨てて、街の灯のワールド・プレミア、ニューヨークへ・来日の予定、イギリスへー10年ぶりの里帰り、ついにロンドンだ、旅行の最大の目的ハンウエル・スクールへ、華やかなロンドン社交界へ、マクドナルド首相・ロイド・ジョーンズ元首相との会談、作品としての旅日記、名士の間、カールトン・ホテルでの様子、ロンドン・プレミア、チャップリンの経済論ロンドンでも刑務所に、街の灯の反響、大陸へ、ドイツナチスとの前哨戦、オランダを抜けてベルリンへ、狂気の散歩、労働者街の探訪・ドイツの芸術家との交遊・そして新たな恋国会議員たちとの対話・刑務所見学、やっと休息をとることができた、マスコミからの攻撃、サンスーシ宮殿訪問、アインシュタイン博士との再会・二人の天才の対話、ベルリンを離れて、ナチスとチャップリン、ウイーン・ヴェネッィア紀行、フランス・北アフリカ・恋人が見たチャップリンの素顔パリへ、子役時代の恩人との再会、ノルマンディの猪狩、ベルギー国王との面会、レジオン・ドヌール勲章の授与をめぐって、南フランスへ、メイ・リーヴス・新しいロマンス、メイとの交際で明らかにされるチャップリンの素顔、チャップリン好みの女性、メイが見た喜劇王の素顔、街の灯・南仏プレミアでの騒動、アルジェリアへ、街の灯配給問題、別れさせ工作、愛国心は狂気だ、フランス・スペイン・イギリス・スイス・イタリア・暴力は結局のところ自滅す、高野の食中毒、気まぐれ天才の日常、メイのための映画・二人だけのリハ-サル、パリ再訪、スペインー闘牛と悪夢、ピアリッツでロンドンへーチャーチルからの「ナポレオン」映画化へのアドヴァイス、ガンディーとの面会、歴史の激動を見る楽しみ、ウオーター・ラット入会、旅芸人時代の思い出、ジガ・ヴェルトフを見る、シェパードの裁判、スイスのサン・モリッツからイタリアへ、エジプト・インド・シンガポール・バリ島・そしてチャップリン暗殺計画、東洋へ、バリに魅せられて、チャップリン秘書・高野虎市、日本でのチャップリン人気、高野虎市・27年ぶりに故郷へ、標的はチャップリン、チャップリン争奪戦、5月15日の理由、初来日・5・15事件チャップリン・日本最初の日、神戸から東京へ、人を狂気にさせるような人気、宮城に遥拝、5月15日、暗殺、歌舞伎見物、5月17日弔問、箱根・犬養健との別れ、斎藤実新総理への助言・そして2・26事件、アメリカへ・帰国の旅路、チャップリンの世界旅行について知りたい方におススメ、

感想

世界旅行で第二次世界大戦前夜のドイツと日本のファシズムを見た、

まとめ

イギリス「ノスタルジック・ジャーニー」、ドイツ・ナチスとの前哨戦、フランス・北アフリカ・恋人が見たチャップリンの素顔、フランス・スペイン・イギリス・スイス・イタリア「暴力は結局のところ自滅する」、エジプト・インド・シンガポール・バリ島・そしてチャップリン暗殺計画、初来日・5・15事件を考察、1年4か月に及ぶ世界旅行の足跡を辿る、

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA