レビュー・エラスムス・闘う人文主義者

「痴愚神礼讃」、闘う人文主義者、西洋知性の変革者エラスムス評伝、著者は高階秀爾、東京大学教養学部卒業、東京大学教授他を経て東京大学名誉教授、専門はルネサンス以降の西洋美術史、主著に「ルネッサンスの光と闇-芸術と精神風土」

概要

我何者にも譲らず、テルミヌス神、晩年の苦難、不信と混乱の時代、精神の自由、フッテンへ抗議、不信の時代、誰からも求められた、出生、ロッテルダムのヘラルド、変革への底流、デーフェンテルの少年時代、両親の死、「今後20年間の予告」、ランディーの神曲、新しい宗教、聖女ビルギッタの幻想、古代へのめざめ、古典への没頭、ロレンツォヴァラへ傾倒、「反蛮族論」、「現世を蔑む」、ふたつの友情、ソルボンヌ大学、ユマニストたちと交流、ジョンコレットとトーマスモア、イタリアへの旅、イギリス滞在、ルネッサンス最盛期、遅すぎたイタリア旅行、ヴェネツィアの印刷業者、トリノからボローニア、アルドウスと「格言集」、パドヴァ、16世紀のヴェネツィア印刷出版業、ゆっくり急げ、海豚と錨、「痴愚神礼讃」、「モックヒロイックスタイル」、人文主義手義文化と民衆文化の統合、道化、宗教改革の嵐、ローマへの幻滅、1515年の時勢、「平和への訴え」、戦争の原因、嵐のなかの生涯、学芸復興への希望、ルターを弁護、ツヴァイクの見たエラスムス、自由意志論争、ルターへの反対表明、多数の理性との連帯、栄光ある孤立、バーゼル滞在、受難、故国なき世界市民、闘うエラスムスに関心ある方におススメ、

感想

古代へ没頭、学問と宗教の調和、修辞学、格言集、「痴愚神礼讃」ルターの弁護と反対表明、闘う人文主義者に感銘、

まとめ

我何者にも譲らず、不信の時代、変革への底流、古代へのめざめ、ふたつの友情、イタリアへの旅、ヴェネツィアの印刷業者、ゆっくり急げ、「痴愚神礼讃」、宗教改革の嵐、嵐の中の生涯、自由意志論争、栄光ある孤立

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