レビュー列島の東西・南北

学際・国際・歴史の流れという広がりを意識しながら、私たち研究者が日々味わっている歴史を知る「面白さ」をお伝えしたい、未来への眼差しを「ひらく」ことを目指します、編集委員は吉村武彦、明治大学名誉教授・日本古代史・著書「日本古代の社会と国家」、吉川真司・京都大学名誉教授・日本古代史・律令官僚制の研究、川尻秋生・早稲田大学教授・日本古代史・著書「古代東国史の基礎的研究」、

概要

列島の東西・南北を考える、列島内外の地域間の交流やモノの動き東国ヤマト王権の軍事的基礎、1東国とは―その範囲と特殊性、2東国と都を結ぶ道、東山道と東海道、3交流する東国と東北、水落地蔵納入「諸国勧進交名」、中国・四国・海の道、1安芸・周防海域の東西航路ー瀬戸内海、2地乗り航法、3律令国家の航路・海運管理、陸路陸運・海路海運の軍事的性格、4八世紀の海路運京と漂損・海賊対策、調庸雑米の海路運京、5九世紀の海運政策、軍国体制の解除と陸海交通せいさくの転換、6九世紀の漂損・海賊対策、近畿・北陸・日本の基点、1近畿、ヤマト政権のふるさと、2北陸、コシと山陰、3近畿と北陸の道、コシへの入口・敦賀、九州と南島・大陸との窓口、1大陸との窓口、中心から窓口へ―楽浪系土器と中国鏡、2東国防人の往来とその痕跡、3東北俘囚・夷俘の移配とその痕跡、4南島の交易、南海産貝の交易・ゴホウラ・イモガイ、北海道・北方との窓口、1北方史・アイヌ史における古代の幕開けー三四世紀~七世紀、続縄文文化期の北海道と東北・倭国、2古代国家と擦文文化・オホーツク文化の交流ー八~九世紀、秋田城交易の変質と大規模化、3古代―中世以降期の日本・北東アジアと北海道ー10~12世紀、擦文文化の拡散とオホーツク文化の変容、東北・蝦夷の世界、座談会・古代地域史研究の今・そしてこれから、(川尻秋生・下向井達彦・鈴木景二柴田博子・簑島栄紀・三上喜孝・吉川真司)、1蝦夷世界の創出、2東北地方への公民移住政策、3城柵の設置と蝦夷、4北方の特産品をめぐる交流の担い手とその拠点、5城柵から荘園へ、つながりあう地域史、

感想

古代の東山道と東海道、軍事の陸運重視と海運の危険負担、九州と南島の大陸との窓口、北海道の北方文化との窓口が興味深いものがある、

まとめ

列島の東西・南北を考える、東国・ヤマト王権の軍事的基盤、中国・四国・海の道、近畿・北陸・日本の原点、九州と南島・大陸との窓口、北海道・北方との窓口、東北・蝦夷の世界を考察、地域同士のつながりを復元、

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