本書は豊穣な王朝文学を論じた随筆、著者は中村真一郎、東京大学卒業、福永武彦らと新しい詩運動「マチネ・ポエティック」結成、1947年「死の影の下で」で戦後文学の一翼を担う、本書のほか平安期文学ついての著作も多い、1997年… 続きを読む 源氏物語の世界
カテゴリー: 文学
[東京文学散歩」を歩く
本書は野田宇太郎の決定版「新東京文学散歩」の七コースを基に改変を加えたもの、著者は藤井淑禎、立教大学大学院博士課程単位取得退学立教大学名誉教授、専門は近現代日本文学・文化、 浅草から向島へ 今回のコース、柳橋、足で歩く近… 続きを読む [東京文学散歩」を歩く
異国の夢二
本書は1920~30年代という帝国主義の再編と植民地の独立運動に変容を持ち始めた時期の夢二の外国旅行を取り上げ、異文化との出会いで何を創り、問題点を見出し、感じ取ったかを明らかにした、著者はひろたまさき、京都大学大学院博… 続きを読む 異国の夢二
天神さんが晴れなら
本書は京都に暮らす気鋭の歴史時代作家物語、著者は澤田瞳子、同志社大学大学院博士前期課程修了、2011年デビュー「孤鷹の天」で中山義秀文学賞、21年「星落ちて、なお」で直木賞、 京都に暮らす 天神さんが晴れなら、京都に暮ら… 続きを読む 天神さんが晴れなら
罪と罰ノート
本書は「罪と罰」誕生の背景と小説読解のノートである、著者は亀山郁夫、ロシア文学者、東京大学大学院博士課程単位取得退学、名古屋外国語大学学長、著書多数、 序論 ①1865~66年「罪と罰」の時代 観念と狂気の都市・ペテルブ… 続きを読む 罪と罰ノート