広東語とはどんな言葉か、広東語をめぐる疑問に答える、著者は飯田真紀、東京外国語大学大学院地域文化研究科修士課程・東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、東京都立大学人文社会学部教授、専門は中国語・広東語、著書「NHKテレビアジア語紀行―旅する広東語」他、
概要
広東語はどこで話されているか、1広東・香港そして世界、広東語はどこの言葉、広州と香港、広東語の指す範囲、世界に広がる、2アメリカにおける広東語、広東語だけで生活可能、チャイナタウンの看板、ゴールドラッシュと大陸横断鉄道、台山語、華人向けの英会話指南書、ハリウッド映画の中国語、モグワイは魔界、3日本における広東語、中国語といえば北京語、日本の中華料理、戦前の中華学校と孫文、香港のカンフー映画、香港スターの日本語での呼び名、懐かしの香港コメディ、香港の3人に1人が訪日、広東語はどのような言葉か、1唐代中国語+東南アジア言語+西洋の香り、広東語の輪郭、東南アジア的なメロディー、イップ・マンのプ、日本語との深いつながり、漢詩は広東語で読むべし、平仄が合う、古風な語彙、造語と当て字、タイ系言語と共通の語彙、外来語が多い、麦灯労「マクドナルド」は広東語経由、2カンフーとヤムチャから学ぶ文法と慣用句、基本。修飾語は前に置く、活躍する量詞、動詞の後ろも気を抜かない、文末が長く伸びる、カンフーと御粥、チャーシューを使った𠮟り言葉、縁起を担ぐ表現、すぐに使える会話表現、まずはHEL・ネイホウ、すいませんと似たンコーイ、広東語のハイと日本語のモウマンタイだけで無問題、話言葉ー香港の標準語1返還後も続く広東語優勢、総本山・香港、オフィシャルな言葉、北京語を話せない、大陸と違う制度、漢字の違い、台湾は北京語が独占状態、2総本山への道のり、広東語社会の誕生、失われた方言、ジャッキーチェン映画の潮州語ギャグ、広東語はかっこいい、書き言葉ー言文不一致な中国語、1不思議な書き言葉の習慣、香港の映画字幕は何語、広東語で書くのではない、書くときは中国語、北京語で書くのでもない、広東語で中国語を読んでみよう、北京語話者に有利な書き言葉、香港式中国語、2広東語で漢字を読む、香港ポップスの不思議、広東語の歌は言文不一致、漢詩のような歌詞、広東語ならどんな漢字でも読める、3中国語活動は広東語だけでできる、中国語の代表、広東語は言葉専用ではない、もう一つの中国語、怠け発音ーNとIの混同、ローマ字表記が不統一、パソコンの漢字入力法、英語・北京語との共存・競争狂騒近藤1英語はどのように使われるのか、英領時代の名残、地名・道路名に刻印された英国人、英語も公用語、変わらぬ英語偏重、大卒の英語力が高い、読み書きの機会が多い、香港人のチャット、広東語に混じる英語表現、2地位の上がった北京語、北京語の発音が難しい、忍び寄る影北京語で中国語を読む教育、強まる広東語保護運動、英語が広東語を守る、広東語への愛着、その他の中国語方言、1方言の次元を超える漢語系諸語、NYチャイナタウンの中国語、ヨーロッパ言語並みに違う、中華8大料理ならぬ10大方言、ネーミングの由来、10大方言の中も下位方言に分かれる、福建語と厦門語、各地で違う漢字の読み方、方言の形成に異民族が関わる、2海を渡る中国語方言、japanは福建語由来、クレイジー・リッチたちの中国語、シンガポールの福建語、東南アジアの中国語、英語名から推理する中華系のルーツ、広東語から問い直す中国語・方言、1あらためて中国語とは中国語は中華料理、mandarinを表す日本語がほしい、漢字の威力、2種類の標準中国語、マイナーな標準中国語、2あらためて方言とは、広東語は方言か、政治が引く境界線、台湾語という言語、香港の広東語との違い、日本語の訛り、標準語と方言との切れ目、方言のラベル、広東語の世界を知りたい方におススメ、
感想
広東語の世界の広さを感じる、華南・東南アジア・アメリカが範囲、
まとめ
広東語はどこで話されるか、広東語はどのような言葉か、話し言葉書き言葉、英語・北京語との共存・競争、その他の中国語方言、広東語から問い直す中国語・方言を考察、中国語世界の広さを探求した、
arawasuとんごに変調
史記敷