本書は朝食シリアルの歴史について考察したものである、著者はキャスリン・コーネル・ドラン、ミズリー工科大学の英語・技術コミュニケーション学部准教授、西部開拓時代のアメリカ文学、19世紀の短編小説、文学と映画における食文化研究の講座で教鞭をとってきた、
世界のポリッジ・温かい朝食シリアル
ポリッジ、朝食の独立、小麦・米・トウモロコシ、小麦ー西アジア・ヨーロッパ・北米、米ーアジア・アフリカ・ヨーロッパ・北米、トウモロコシー南北アメリカとアフリカ、オーツ麦ー北米、大麦ー中東・アフリカ・ヨーロッパ、栗ーアジア・ヨーロッパ・アフリカ、カーシャーアジア・ヨーロッパ・アフリカ
冷たい朝食シリアルの発明
ケロッグ、朝食の健康問題とシリアル推進運動、ジャクソン療養所、ケロッグの食生活改善、訴訟の歴史、ウイル・キース別会社、ポストのグレープナッツ、バトルクリーク物語、
19世紀以降の世界の朝食シリアル
インスタントシリアル登場、パフィンガンから押出加工機械へ、ビタミンやミネラル添付、甘味のフロステッドミニウイ―トとウイ―トビックス、健康食グラノーラ、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」、ケロッグ・ネスレ・ポスト、オマーンのシリアル売り場、
マーケティングと朝食シリアル
「フィルボタッジ」物語、アメリカ広告の開祖ポスト、クエーカーオーツの広告、マスコットが描かれたフォースの箱とコマーシャルソング、ケッロッグ社のマスコットとネスレのマスコット、ポストの宣伝用パンフレット「ウエルヴィルへの道」、おまけ付、ラジオ番組、イベントのスポンサー、テレビ、第三の空間レストランオープン、
芸術と文化に登場した朝食シリアル
文学、マーガレット・アトウッド「マッドアダム」、リアーン・モリアーティ「アリスが忘れたこと」、ジョエル・バーロウ「ヘイスティ・プディング」、トニ・モリソン「ソロモンの歌」、パブロ・ネルーダ「トウモロコシのオード」、曹雪芹「紅楼夢」、子供向けの物語、視覚芸術、サラ・ラサドの肖像画、グレッグ・A・ヒル「リドー運河を行く・オタワからカナタへ、ミレーの「ボリッジを冷ます」、カールラッシュ「白壁の木陰の朝食」、祭り、スコットランド「金のへら世界ポリッジ作り選手権」、祭り、全米シリアル祭り、スコットランド「銀のへら世界ポリッジ作り選手権」、中国「蠟八節説」、トルコ「アシュラの祭り」、他の文化的な産物、
朝食シリアルの未来
映画「マトリックス」、小説「ゾーン・ワン」、シリアルバー、スーパーマーケット、朝以外の時間帯、お薦めのインスタントシリアル、「まーっけっと、
まとめ
世界のポリッジ・温かい朝食シリアル、冷たい朝食シリアルの発明、19世紀以降の世界の朝食シリアル、マーケティングと朝食シリアル、芸術と文化に登場した朝食シリアル、朝食シリアルの未来で構成、古くからあるポリッジと冷たい朝食について考察、御飯と味噌汁からケロッグに切り替えた方もあるとおもいます、