女給は昭和初期に盛り場を占拠した風俗、職場はカフェーと呼ばれた、変遷を辿る、著者は篠原昌人、学習院大学法学部卒、フジテレビ入社を経て愛知県育英会評議員・日本伝統文化の会幹事、著書「知謀の人・田村怡与造」他
概要
女給出現と広がり、女ボーイ誕生/帝都名妓の給仕、女ボーイ募集、プランタン開業、文化人の客、新橋芸妓、芸妓ボーイ八重次と荷風ライオン、岡山、青春のミルクホール/学生街のアイドル、ミルクホール、縦覧所とミルクホール、探訪記、給仕娘、一杯の茶、シベリア、桃乳舎、女給の始まり/活動館の華、活動館の案内娘、案内女給の仕事、満員詰込みテクニック、素顔、歌、女工の転身/カフェー女給、女工堀としを、東京モスリン亀戸工場、場末女給、「女給」、「女工哀史」、女流作家の台頭/女給体験様々、林芙美子、カフェー金の星、平林たい子、リヤク屋稼業、高円寺のカフェー、佐多稲子飛躍台としての女給、貧乏、小さなデモクラシー/女給同盟、女給組合デモ、治安維持法改正問題、実態調査、女給団結、時代の尖端をいく女給、職業女給の確立/カフェー全盛、カフェーオラガとカフェーライオン、増え続けるカフェー、「タイガー」、サロン「春」、東京行進曲と道頓堀行進曲、女給・小夜子の巻、時の女、職業として確立、小夜子の後日談、爛熟の陰翳/エロ・出銭・女給税、小沼正大阪・東京で規制、大阪カフェーの銀座進出とエロサービス、春は錦紗で夏は明石、ピンハネを警察禁止、女給税、日独平行、花開くガールの群れ/花の尖端職業、パラシュートガール、マニュキアガール、ガソリンガール、エアーガール、エレベーターガール、スピーカーガール、ポストガール、スヰートガール、マネキンガール、喫茶店ガール、国際情報戦の陰で/スパイを支えた女給、秘密のやり取り、銀座ラインゴールド、特殊飲食店、アグネスとゾルゲ、鳥居坂の家、治安当局、非常時突入/国策、エプロンから割烹着、国民精神総動員、従軍女給、カフェーにあらず、近衛新体制、カフェー閉店享楽、移り変わる女給と消滅、カフェーから社交喫茶へ/変化の中の女給、公娼廃止と特殊飲食店、娼妓も女給に、カフェー受難、社交喫茶、アルサロ、女給道、女給からホステスへ/BGからOLへ、公給領収書義務化、キャバレーとホステス、さびれゆくカフェー、ホステスいろいろ、女給よさようなら、幻の女給、田村智子、カフェー、ナショナル、伊藤智子、パウリスタにて、街角のカフェーと女給の物語、
感想
街角のカフェーを盛り上げた女給を描いた、
まとめ
女給出現と広がり、女ボーイ誕生/帝都名妓の給仕、青春のミルクホール/学生街のアイドル、女給のはじまり/活動館の華、女工の転身/カフェー女給、女流作家の台頭/女給体験さまざま、小さなデモクラシー/女給同盟、時代の尖端をいく女給、職業女給の確立/カファー全盛、爛熟の陰翳/エロ・出銭・女給税、花開くガールの群れ/花の尖端職業、国際情報戦の陰で/スパイを支えた女給、非常時突入/国策とともに、移り変る女給と消滅、カファーから社交喫茶へ/変化の中の女給、女給からホステスへ/BGからOLへ、幻の女給、パウリスタにてを考察、女給の歴史を綴る、
花