本書は帰化の準備をしながら日本人と韓国人を考察した結論記録である、著者はシンシアリー、歯科医を休業・日本に移住・日韓併合の真実を知らしむため「シンシアリーのブログ」は日本人に愛読されている、
日本に帰化するために必要なこと
日本に帰化するということ、「やりたいこと」と「やらねばならないこと」の間の葛藤、いざ「終わり」を迎える前に感じた焦りの中で成し得たこと、今を記録することが・未来の解決につながるのかもしれない、焦ったときにやってみた・多様な意見を吸収すること、「誇り」の正体、「民族」の正体、「謝罪」の正体、「ウンソク」の正体、正解はわからないけれど・間違ったから成長できた、
誇りー日本と韓国だけが持つ独特の国民性
どこかおかしい韓国における「誇り」、失いたくないと感じる何かが「誇り」だ、国によって異なる「人生に意味を与えるもの」、調査から見えた・日本と韓国にだけ共通すること、その国の価値観から孤立している人は・「誇り」とは無縁なのか、韓国に根付く「ゴンチャ」の精神、韓国社会と「ゴンチャ」の歴史の分析、「韓国社会を生きる人達の四つの顔」とは何か、日本と韓国の社会を四つの顔」とは何か、日本と韓国の社会を比べて見えた「誇り」の正体、
民族ー人間の連続性と空間の共有
「民族」に縛られる韓国社会、「何なのか」ではない・「ドウなのか」だ、「反日」という毒に侵かされずに済んだ理由、民族主義と宗教の戸惑い、「民族」というしがらみ、「血」に縛られたアイデンティティーから解放される、「名前を変えない」と決心するまで、抹消されていた両親の住民登録番号、人間の連続性と空間の共有が「民族」の正体、
謝罪ー「すみません」が口癖になる日本社会
日本人が自然と多用している「謝罪」、「ウリ」と「ナム」の強烈な関係、人間関係の中で許容される「線」の違い、日本のオリンピック選手がした「謝罪」に含まれるもの、微笑みという行間・謝罪は感謝、
ウンソク(甘え)ー韓国人は喧嘩で先に殴らない
韓国社会特有の「ウンソク=甘え」という概念、「テ」という言葉から読み解く「群集心理、被害者を増大させる「事大心理」と「弱者心理」、既得権益への欲望が引き起こす「甲乙問題」、「ウンソク」の二つのパターン、「ウンソク」との決別、「ウンソク」についての最新の指南、
反日ー不公平さ教育の歪み
親日派とお金持ちが結びつく韓国、若者が抱く不公正感と「スプーン階級論」、「お前の爺さん親日派」裁判、自国を持ち上げる「グクポン」の流行、反日であることがアイデンティティーになっていく、韓国で「民族」はどのように生まれたのか、反日から始まった「民族」という概念、反日を続けてしまう教育の責任、
心情ー相手の感情を決めつけてしまう社会
政権交代のたびに大統領が逮捕される原因ー「心情」、シンシアリーというアイデンティティーを形づくるもの、ことわざの正しい意味さえ検証できない雰囲気、過剰なまでに「心情」を押し付ける人と国、「心情」を武器にしてはいけない、
まとめ
本書は日本に帰化するために必要なこと、誇り、民族、謝罪、ウンソク(甘え)、反日、心情で構成、本書は著者の日本人になること、意志、その過程で感じたこと、考えたこと、やったこと、面白いと思ったこと、切なかったことを記録したものである、