近代資本主義におかされない「ほんとうの日本」を探す旅、男と女の断層を乗り越える道を追求、著者は堀和恵、中学校に勤め・社会化を教える、退職後近現代史の闘う女性を中心に執筆活動、著書「管野須賀子-火のように生きて」他
概要
地の底へ、1朝鮮から日本へ、朝鮮で生まれる、日本へ、母音のころ、弟の死、2まっくら、谷川雁との出会い、谷川雁への返信、森崎の旅立ち、炭鉱の町・中間へ、文化運動誌「サークル村」、女性交流誌「無名通信」、聞き書き「まっくら」、地の底の世界、後山の女・先山の男、地の底の神、地の底のうたごえ、上野英信が去る大正行動隊、事件、葛藤を描いた「闘いとエロス」、3谷川との別れ、退職者同盟、谷川は東京へ、海の果てへ、1海のむこう、炭鉱町での暮らし、娘と息子、ラジオドラマに託して、韓国へ、沖縄を考える会、2からゆきさん、綾さん、おキミ、おキミと綾、凄絶な体験、綾の死、ヨシ、ヨシの死、ヨシと森崎、森崎と山崎朋子、かやゆきさんが抱いた世界、流民の精神史、3第三の性をめぐって、生む女・生まない女、律子のことば、紗枝のことば、いのちの旅、1野添憲治との対話、「まっくら」の人との出会い、「魂ッコの旅」、2北へ―海の民をたずねて、鐘崎・宗像、若狭・小浜、青森津軽、岩手・北上、3いのちへ、他者との出会い、生む・生まれるいのちの木の方へ、孫との対話、終章、語り部の海、編まれた本、中島岳志との対話、そして、森崎と共に男たちの作った権力社会を撃っていきたい、
感想
近代資本主義におかされない「ほんとうの日本」を探す旅の記録、流民・第三の性・いのちの旅、
まとめ
地の底へ、海の果てへ、いのちの旅を考察、産といのちの思想を紡ぎだす、