世界をめぐる茶の新たな扉、万博は時代を映す鏡、茶を通じ世界に日本を売り込む、著者は吉野亜湖、静岡大学非常勤講師、茶道家、静岡大学大学院人文社会科学研究科卒、専門は日本茶文化史、業績「現代語訳・禅茶録」、井戸孝一、博覧会コレクションを所蔵する乃村工藝社所属プランニングディレクター、愛知大学大学院文学研究科卒、業績「万国博覧会における日本茶・戦前期のアメリカ開催の万博を中心に」
概要
第2回パリ万国博覧会、見どころ、ロンドン万博、日本人が初めて見た万博、イギリス側の評価、にほんの万博デビューと日本茶、佐賀藩と薩摩藩の茶器、パリに出現した江戸の茶店、地図から見る、ナポレオン3世の茶室、ウイーン万国博覧会、見どころ、初めて日本館での茶道具展示、販売も盛況、写真貼の茶器、出品茶の産地、松尾儀助と紅茶、抹茶、和紅茶のルーツは海外向け、日本茶推しのオーストリア人、フィラデルフィア万国博覧会、見どころ、日本の展示は驚異の宝庫、世界に向け茶道発信、農業館の日本展示はハンサム、日本茶はカラフル、黒茶と青茶、真色の緑茶、教育及び知学としての茶堂、第3回パリ万国博覧会、見どころ、素朴な雰囲気の日本パビリオン、パリ万博の茶室、前田正名と茶、フランス語で伝えられた茶道史、若き鈍翁、農家で茶会、ヨーロッパにはインド製法の紅茶、セ―ヴル陶磁器美術館へ行った茶道具、万博フ喫茶店のァンディング、シカゴ万国博覧会、見どころ、鳳凰殿の茶室、茶道と禅、日本喫茶店大人気、抹茶席、外人は抹茶をどう受け取る、煎茶をカップ&ソーサーで、外国の喫茶店、もう一つの喫茶店、日本茶のインフルエンサー、不死鳥の庭、セントルイス万国博覧会、見どころ、日本パビリオン、金閣喫茶店と茶器陳列、ヘレンケラーと日本茶、坂東玉三郎と喫茶店、スペインの宮廷より厳しい作法、一杯から平和を、岡倉天心の講演、農業館のなかの茶道、日本村の喫茶店、星一とTea Ceremony,日本茶広告はアメリカ中心、サンフランシスコ万国博覧会、見どころ、ショウトケーキにアップルパイ、ティーガールの活躍、加熱する新聞報道、独立した茶室、精神を養う庵に、茶の本、意外な副産物、茶業界にとっての茶道、日本茶の新しいレシピ、里帰りできるパビリオン、シカゴ万国博覧会、見どころ、アメリカを魅了した抹茶アイスティー、日系人考案のメニュー抹茶はアイスで煎茶はホットで、活躍する日系2世、茶室の命名者は鈍翁、お手前の担当者、茶道で日本茶を売る、アメリカ人記者が見た茶道、ラジオ実況もされた茶道デモンストレーション、江戸風のお茶屋で販売、台湾喫茶店と万博、台湾喫茶店の基本モデル、パリ万博における台湾茶の提供、台湾茶、独自のアピールに挑戦するセントルイス万博の台湾喫茶店、提供されたのは紅茶か烏龍茶か、メニューの多様化で大成功、特別な事情で開設された台湾喫茶店、海外で開催された万博と台湾喫茶店、近代万博と喫茶外交史、
感想
万博に設置された喫茶店を通じた日本の茶の湯外交史、台湾喫茶店も考察、
まとめ
第2回パリ万国博覧会、ウイーン万国博覧会、フィラデルフィア万国博覧会、第3回パリ万国博覧会、シカゴ万国博覧会、セントルイス万国博覧会、サンフランシスコ万国博覧会、シカゴ万国博覧会、台湾喫茶店と万博を考察、万博を通じた喫茶外交史を追求、