ノンレジスタンスの思想と実践、メノナイトとアーミッシュによる兵役拒否表明・逮捕・投獄・有罪判決・処刑あるいは逃走・亡命までを再現、徴兵制と私たちを考えたい、著者は踊共二、早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学、武蔵大学リベラルアーツ＆サイエンス教育センター教授、専攻はスイス史・中近世ヨーロッパ史著書「改宗と亡命の社会史―近世スイスにおける国家・共同体・個人」他、
概要
複数の宗教改革、１中世までのキリスト教、２ルターとドイツ宗教改革、３ツヴァングリとスイス宗教改革、４再洗礼派の誕生、迫害と離散―ヨーロッパの片隅で、21世紀のウクライナ、２迫害・殉教・ノンレジスタンス、３ザトラーの殉教、４愛敵と赦しの精神、５兵士の改宗と亡命、追跡する国家、１ベルンの再洗礼派狩り、２アルザス移民とアーミッシュの誕生、３クライヒガウの定住地、４集団追放の試練、新天地アメリカ、１ドイツ人のメイフラワー、２アーミッシュの定住、３ノースキルの悲劇、４アメリカ独立戦争、近代国家と徴兵制、１先進国フランス、２軍国化するドイツ、３スイスとオランダの変化、４南北戦争によるアメリカの分断、両大戦の試練、１ドイツ・メノナイトとナショナリズム、２ロシア・ナノメイトの苦難、３アメリカの代替役務制度、核の時代の非暴力主義、１ある被爆者の訪米とメノナイト宣教師の来日、２国際化する人道支援事業、３良心的兵役拒否の合法化、４ノンレジスタンスの代償、５ガザに平和を、ノンレジスタンスの限界と可能性、１イエスは抵抗を教えたか、２古今東西の平和思想・戦争論、ノンレジスタンスの限界と可能性、メノナイトとアーミッシュの非暴力主義を歴史的に再現、
感想
ノンレジスタンスの思想と実践をテーマに、歴史的役割を論じたもの、エンゲルスのドイツ農民戦争からの関心をもった、
まとめ
複数の宗教改革、迫害と離散、追跡する国家、新天地アメリカ、両大戦の試練、核の時代の非暴力主義、ノンレジスタンスの限界と可能性を考察、ガンジーやキング牧師、ビスマルクの外交が思い浮かぶ、