遊牧民を知りたい、モンゴルの生き様を見てみたい、研究者として駆け出しだったころの旅物語、著者は相馬卓也、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院修士課程修了、早稲田大学大学院文学研究科は博士後期課程退学、カッセル大学エコロジー農学部博士課程修了、京都大学白眉センター特定准教授、専門は人文地理、著書「鷲使いの民族史」他、
概要
遊牧民に出会う、1「荒くれ者のモンゴル人」は本当か、ダークエイジい学者を目指す、いまなお変わらないモンゴルの印象、ビジネスライㇰな関係だっていい、煙たがられる理由とは、成田空港用でモンゴルを感じる瞬間、ヤウイヤー、旅は抵抗の象徴だった、2自分勝手なモンゴル遊牧民の苦難、備えあっても憂いばかり、盗まれたものは数知れず、「お前のモノは、俺のモノ」、悪いのは自分じゃない、3遊牧民の心模様、口にしてはいけない言霊の呪縛、起きてほしくないことは・とことん口にしない、仲たがいの不可逆性、闘争の根源「末子相続」とは、繰り返される羨望と闘争、強面で繊細・モンゴル人の心持ち、4そして草原世界への船出、他己犠牲という生きる術、草原世界を生き抜く知恵、1遊牧民のふるまい流儀、遊牧民の心をつかむ、郷に入っては郷に従え、プライベートはないのが基本、2遊動と遊牧民の深い関係、移動させられている遊牧民、遊牧生活の縮図「遊動」とは、オブス県ツアガン・ハイルハン村の遊動、バヤン・ウルギ県サグサイ村の季節移動、現代の遊牧事情、遊牧を体験する・DAY1,駿馬と草原を跳ぶ、草原を歩む醍醐味、渡河の妙技DAY2,あるカザフ人一家との出会い、いよいよムンフハイルハン山麓を登る、夏牧場の深い意味DAY3,3遊牧暮らしのイロハ、束の間の安らぎ、遊動の極意、天幕に滲む歴史と文化、すぐに建てられはするけれど、天幕の住み心地、闇夜に響く音、一日4500キロカロリー超、現役の骨董品ライフル、夏のタルバガン狩り、4アルタイ山脈最奥地での試練、遠隔農山村に入り込む試練、カザフ人を蝕む飲酒災害、ラポール・メイキングの難しさ、消えない氏族間の対立、隣り合う死、古代からあまり変わらない遊牧民の寿命、5厳冬期に知る草原暮らしの真髄、血なまぐさい冬の到来、厳冬期を乗り切る装備、アルタイの冬から学ぶ人間模様、遊牧民にとっての家畜、1遊牧民と家畜の持ちつ持たれつ、丸見えの台所事情、家畜の所有頭数をしるには、格差社会の西モンゴル、家畜がもたらす心の平穏、家畜ファーストの暮らし、2世話の焼ける家畜の管理、日帰り遊牧のイロハ、日帰り放牧に連れてって、骨が折れる放牧労働、3肉ばかりの食事風景、赤子のときから肉依存、深く根づく肉食文化、それでも美味い飯はある、夏の珍味、タルバガン、41乳まみれの暮らし、一日のはじまりは乳しぼりから、集乳量を測ってみると、遊牧民が作る乳製品、馬乳酒と1年間の食肉消費、野生動物とヒトの理、1イヌとオオカミの傍らで生きる、人類を導いた野生動物、飼いイネと侮るなくて、モンゴルの在来犬バンハル、子犬と暮らした冬牧場、跋扈するオオカミ、オオカミを捕らえる風習、オオカミ肉を食す、2死を運ぶネコとユキヒョウの昔語り、ネコにまつわる昔語り、霊獣であり厄獣、ユキヒョウ密猟者との邂逅、3豊富なモンゴルの馬色を探し求めて、驚異の家畜識別能力、ウマの毛色は400色、4野生の知らせを感じ取る、雄弁に語る野生動物、失われゆく環境認知の力、ゴビ砂漠の暮らしを追う、1砂漠の暮らしを求めて、モンゴルでもっとも辛い土地、ゴビの意味するところ、ラクダ祭りを目指して、砂漠で迷う恐怖、2ゴビのラクダ遊牧民を訪ねる、ゴビのフタコブラクダ遊牧民を訪ねる、密接なラクダと遊牧民、駱駝の起源、ラクダの初乗り馴致、ラクダの積載力、ラクダの乳搾り、ウインドㇽ・ヤマ―を食す、砂漠のソウル・アニマル、遊牧民の生活を知りたい方におススメ、
感想
フィールドワークにより遊牧民の暮らしを研究、
まとめ
遊牧民に出会う、草原世界を生き抜く知恵、遊牧民にとっての家畜、野生動物とヒトの理、ゴビ砂漠の暮らしを追うを考察、肉ばかりの食事・家畜と野生動物に着目、