張騫による西域、茫漠たる流砂の旅は中国の外的世界を一挙に広げた、著者は田川純三、慶應義塾大学文学部卒業、NHK入省、中国関連番組を手掛け、「シルクロード」「大黄河」のチィーフディレクター、1989年退局、著書「大黄河をゆく」他
概要
張騫登場の背景、匈奴の馬蹄に戦く漢王朝、耳寄りな情報と武帝の経略、奇特な応募者張騫ー出身と時代風潮、第一次張騫出使―経過と成果、拘留10年・節を通す、はじめて飲んだ葡萄酒ーパミールを超えて、13年目の帰国と報告、第二次張騫出使―経過と成果、不倒翁の面目、烏孫内属、広がる波紋ー張騫効果、人跡たえぬ流砂の道・葡萄・珍宝そして音楽ー西域から漢へ、汗血馬来るー李広利の大宛遠征、絹の威光と穿井法ー漢から西域へ、張騫につづくもの‐西域経営の功労者、烏孫の「女王」解優公主、最初の西域都護ー鄭吉虎穴にいらずんば虎児を得ずー西域に殉じた班長、墓前に思う、シルクロードの開拓者・張騫を知りたい方におススメ、
感想
武帝の月氏と結んで匈奴を討つ構想、月氏への使節募集に応募した張騫、武帝が人物をみきわめ張騫に信をおいて使節団長に任じた、拘留10年と帰国、烏孫に向かい伝統的外交策の確立、その後西域経営がたゆまず続けられた、
まとめ
張騫登場の背景、第一次出使、第二次出使、流砂の道、張騫に続くものを考察、シルクロードの開拓者・張騫を描く、
津木菟もの代維持仕だだいいち