レビュー・研究者・生活を語る

育児と介護中の方々に、時間や労力のやりくりをして生き延びているのか、経験を寄せていただいて出来た。岩波書店の「たねをまく」で連載「研究者・生活を語る」と「科学」で連載「研究者・生活を語る」を基に岩波書店編集、

概要

疾風怒濤の乳幼児期ー育児編、国際遠距離を乗り越えて―研究者としてのキャリアと家庭生活、渡辺祐樹・東京大学、朝ごはん作りから始まる一日、同居までの道のり、家庭生活による制約と恩恵、二児の母のワンオペ育児・研究クエスト、高橋由紀子・森林総合研究所、平日の一日ー小人と赤子と私・時々夫、Facetimeでつながる、ワンオペ出張研究クエスト、正直うらやましい、タイミングをめぐる私たちの選択―出産・育児と研究のはざまで、大平和希子・東京外国語大学、博士1年目で出産・リモート生活へ、フィールドにいつ行くか・2人目をどうするか、綱渡りの挑戦・そして出国、人間7回目の夫・それでも、広い世界を見てほしい、分担し・外注しながら研究する生活、前田健太郎・東京大学、平日は3部構成、両立の種明かし、家事と育児の外注、研究者としての目標、研究者夫婦の常識的日常、小澤知己・東北大学、生活の基本は家族との時間、イタリア式に至るまで、研究者夫婦の困りごと、研究者も人間です助けられて、助けられて・とにかく続ける、神谷真子、両立の理想と現実、ワンオペに苦悩、母親はあなたしかいないのだから、2人目・そして独立、おさるのジョージと黄色い帽子のおじさんのような生活、別所―上原学・名古屋大学、都会と田舎、3歳児の親になって―激変した生活と研究、標葉隆馬・大阪大学、3歳児の親になる、夜型生活の終焉ーある典型的な1日、すんなり「兼業主夫」になる、シゴトの仕方を変えていく、特別養子縁組と私の研究、海外で4人の子育てを研究するということ、中野亮平・マックスプランク植物育種学研究所、恒常的な突発的事案と終わりを知らない家庭内輪廻、効率を追い求める研究生活は吉か凶か、家庭と研究・結局自分は何を望むか、シングルファーザーから時差同居生活へ、吉田紅・ぺリメーター理論物理研究所、不夜城、研究所の事、昔の話、これからのこと、ゆっくり急げ―みんなで遠くまで行こう、小町守・一橋大学、学校から帰ったら親がいる風景、同志との共同戦線情報系こそリモートに、やれるところまでやってみるー綱渡りを続けて、榊原恵子・立教大学、家事はスリムに、就活中に妊娠・そのとき、綱渡りの復帰、サイコロの目が違っても、2そして子育ては続く―育児編2、仕事も暮らしもたのしくまわす、丸山美帆子・大阪大学、私の一日、研究・出産・研究・出産、子どもが大きくなるということ、毎日をゲームのように、男性育休・育児のロング・アンド・ワインディング・ロード、田中智彦・東洋英和女学院大学、今の生活、妻は福岡・夫は東京・子どもはどうする、主夫になる・そして孤立、復帰・されど出口の見えない日々、雨降って地固まる、なんで最近何も書いてないの、次世代に何を手渡すか、出産から海外フィールドワーク・そして非常勤の日々ー子どもと歩む研究生活、金城美幸・立命館大学、私の一日、出産・そして立ちはだかる壁、子連れでのパレスチナ滞在、非常勤ゆえの悩み、逆転生活から見た世界、佐田亜依子・九州大学、娘に起こされる生活、このスタイルに至るまで、逆からノーマルを眺めると、価値観が変わる未来を願って、研究者・育てられながら親になる、安倍芳絵・工学院大学、赤ちゃんのことを一番わかっているのは、育休は取りませんよね、まず交渉してみる、保育園児さんに鍛えられる日々、子どもが小中高生になって、両立もがきながら、波乱と混乱の生活記録-3人の子を育てつつ、谷口ジョイ・静岡理工科大学、生活する研究者の一日、なぜこんなことに、皆の者・続け、嵐のあと、50代半ばの大学教授の平凡な一日、白木賢太郎・筑波大学、私と家族のこれまで、平日のルーチンは朝輪とラーメン、休日は執筆・平日とは切り分けた時間、晩年に向けて、3インタビュー・巣立ちのあとで・育児編、人それぞれの国・アメリカでの子育てー村山斉・物理学、時には夜にマドレーヌを、運転手役・見張り役、本当に大変だったころ―自然体で・育児と研究を両立、ザ市場原理の世界、あのころを振り返る、仕事より家族が大事であっていいー田島節子・高温超電導研究、物理学科もダメと言われて・工学部、時給500円のパート、お子さんを保育園に預けたりはされない、いくつもの岐路、ずーと基礎研究、お父さんのコピーをつくってしまった、ストレス溜まる、その先のはるかな道のり、今揺れている人に、アカデミア研究者の場合大変、4その日は突然やってくるー介護・病気編、子どもに返っていく母とー同居から介護へ、たねをまく子、私の一日、ここ2年で曲がり角に、周りの理解の難しさ、要介護認定はとっておく、これからに悩む日々、せん妄になった父との1年,源城かおり・長崎大学、膵臓がん発覚・そして急展開、転院・また転院の日々、ようやく落ち着いた矢先に、突然訪れた介護、遠隔地介護と育児のダブルケア体験記、福山隆雄・長崎大学、往復生活の始まり、同居・そして施設へ、苦しみの末に、生活あってこその仕事、医療的ケア児との生活と研究、中村聡史・明治大学、今の生活、お医者さんの言葉に打ちのめされる、85マン人に1人の病気、悩み・葛藤する日々、コロナ禍で次男を授かる、「ポスドク1万人」世代の苦悩―たび重なる試練をくぐって、中野(小西)繭・信州大学、負けずに頑張った矢先に、とにかく涙がとまらない、女性が少ない・その裏に、在宅介護・16年と3カ月、本村昌文・岡山大学、在宅介護生活のはじまりー最も大変な日々、フルタイムの非正規雇用で・介護の生活が変わる、正規の研究職の時期ー使えるサービスは何でも使う、医療的ケアが増えてから、おわりにー人生にも余白を、インタビュー・ケアをしながら働くということ、ケアとジェンダー・そして権力ー山根純佳、多様性を可視化する、ひとりでケアを負う重さ、スキルが一方に集積すると、別居はつらい、成果主義の世界で、介護の見えにくさ、ケアと権力、働き方は変わるのかー藤本哲史・同志社大学、変わらなさへの失望、成功のための黄金律、変化は起こるのか、作戦変更、ワークとファミリーを追って、親としてのご経験も問題意識に、研究しながらケアする方におすすめ、

感想

研究者は多忙、家事・育児・介護と日常の回し方を知る、

まとめ

疾風怒濤の乳幼児期、そして子育てはつづく、その日は突然やってくる、ケアをしながら働くということを考察、研究者の舞台裏は多様で多忙で、日々を回している、

続く―育児編2、うちわ育舎地間で

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