豊前小倉鋳物師と琉球での梵鐘鋳造物語、著者は松井和幸、広島大学大学院文学研究科博士前期課程修了、北九州いのちのたび博物館名誉館員、たたら研究会委員、著書「日本古代の鉄文化」他新郷英博、西南学院大学大学院文学研究科修了、芦屋釜の里館長著書「茶道教養講座10釜と金工品」
概要
金属文化の伝播、鋳物の起源、鋳物師、縄文時代の金属、弥生時代の金属鋳物、青銅器鋳物遺跡、古代の鋳物技術、弥生時代の鋳物技術、石型、惣型、土型から砂型へ、仏教の発展と鋳物、蠟型法、削り中型法、古代の鋳物製品、弥生時代の鋳物鉄器、古墳時代の鋳物、飛鳥時代以降の鋳物、古代の鋳物遺跡、鍛治と鋳物の分離はいつか、二種類のてっき、二種類の鉄器、文献に見る鍛冶師と鋳物師、奈良の大仏を鋳造する、木炭について、鋳物師の登場ー東大寺大仏再建、末法思想の出現と青銅器、青銅製経筒、経筒生産遺跡、小倉鋳物師、小倉鋳物師の遺跡、小倉鋳物師出現以前の小倉、発掘された遺跡、室町遺跡、室町遺跡第11地点、小倉城二の丸家老屋敷跡、小倉城下屋敷跡、鋳物作業を裏付ける土製品、小倉鋳物師の製品と活動、鋳物鉄製品、鉄鍋、出吹き、活動の時期、江戸時代の小倉鋳物師、南蛮鐘、小倉鋳物師の作業復元、鋳造実験、鋳型の作成、溶解炉の構造、二種類の甑炉、沖縄の甑炉、企救の国の金属文化、原料・銅、山師と花筏、原料・鉄北部九州の鋳物師と梵鐘、梵鐘を知る、琉球と北部九州の鐘、梵鐘とは何か、鐘の起源、梵鐘を見る、梵鐘を造る、鐘に見る鋳物師の活動、北部九州の鋳物集団と鐘、北部九州の鐘の特徴、肥前の松浦鋳物師、豊前の今井鋳物師、筑前の芦屋鋳物師、朝鮮鐘の意匠を取り入れた芦屋鋳物師、豊前の小倉鋳物師、壱岐金蔵寺の鐘、琉球鐘の謎、琉球鐘と小倉鋳物師、琉球鐘の謎を追う、大量に造られた琉球の鐘、琉球鐘を制作したしたのは誰か、小倉鋳物師のかかわり、琉球と小倉をつなぐ鐘、琉球鐘の大工と工人集団琉球鐘の大工、琉球鐘にみられる欠陥、小倉鋳物師が琉球に持参したもの、琉球人の矜持「万国津梁の鐘」、琉球鐘のその後、小倉鋳物師と大内氏、海をわたる鋳物師、海をわたる鋳物師、大内氏の関与、琉球国の事情、貿易の見返りと鋳物師の渡海、豊前小倉鋳物師と琉球での梵鐘鋳造に関して知りたい方におススメ、
感想
15世紀中頃に小倉鋳物師の当時の琉球国に出かけ梵鐘鋳造に関わった物語が中心、鋳物と職人の文化史、
まとめ
金属文化の伝播、鋳物の起源、古代の鋳造技術、古代の鋳造製品、鍛冶と鋳物の分離、末法思想の出現と青銅器、小倉鋳物師、小倉鋳物師の遺跡、小倉鋳物師の製品と活動、小倉鋳物師の作業復元、企救の国の金属文化、北部九州の鋳物師と梵鐘、梵鐘を知る、鐘に見る鋳物師の活動、琉球鐘の謎、琉球鐘と小倉鋳物師、琉球鐘の大工と工人集団を考察、小倉鋳物師と琉球鐘政策を中心とした鋳物と職人の文化史、