レビュー・日中が育てた絵本編集者唐亜明

紅衛兵、人民解放軍兵士、新聞記者、松井直との出会いにより日本へ、外国人絵本編集者・唐亜明の半生を描く、著者は城島徹、ジャーナリスト、慶應義塾大学法学部卒業、毎日新聞社を経て明治大学基礎マスコミ研究室主任研究員、目白大学非常勤講師、著書「謝る力」他、

概要

幼少期、波乱含みの新生国家、革命戦士の両親、日本に留学した父、父を追う母、鄧小平との奇縁、武器をペンに・父の転身、特権下級の子女、庶民の小学校に転校、文化大革命と紅衛兵、革命の前兆、父が人民日報総編集長へ、紅衛兵の誕生、カリスマとの邂逅、世界最大のベストセラー、機能停止の学校、翻弄される家族、父の失脚、釈放・再び連行、毛沢東の歌、下放と日中国交正常化、最果ての黒竜江省へ、地平線の大豆畑、オオカ緑の目、孤独な闘争、ニクソン訪中と日本語学習、私はなにもできないじゃないか、日中国交正常化、お父さんに会いたくて、念願の人民解放軍兵士に、父の釈放、周恩来と毛沢東の死、文革の傷、世界を揺さぶった革命、転機ー新聞社・音楽家教会で働く、楽器をペンに、批判記事、処刑された女性闘士、生涯の伴侶との出会い、日本の歌曲を紹介、北国の春と遠藤実、結婚式、運命の代役、日本で働かない、日本へー松井直に誘われて、外国人社員第一号、サボタージュ職場、夜学と副業、父の足跡、スカウトの理由、松井直の金言、三千人の若者が中国へ、両親の死、八面六臂―報道・作家・大学教師、NHKで働く、世界的ニュースの渦中で、ビートルズを知らなかった紅衛兵、ナージャとりゅうおう、大学で教え・学ぶ、小説「翡翠露」、家庭生活、神田神保町、日中比較文化論ーこんなに違う二つの国、日本社会は社会主義的、能力主義に転じた中国、中国人の声が大きいわけ、職場でじゃべる中国人、やくざなインテリ、電車で眠る日本人、大陸と島、ありがとうという日本、先日はどうも・・・はあり得ない、日本の知識人、さくらとパンダ、革命的編集者のあゆみーユニーくな絵本たち、鬼才・岸田衿子、いつもいっしょ、鹿よ・おれの兄弟よ、ウクライナの画家たち、ぼた山であそんだころ、超大型絵本、動物画家との共同作業、俵万智とのコラボ、絵本の哲学、編集者とは幻となった北朝鮮の絵本、万里の旅人、ソ連の現実、いざ東欧へ、東ドイツ、ポーランド、チェコスロヴァキアからハンガリーへ、ハンガリーからユーゴスラヴィアへ、好奇心で動く、ニューヨーク、ナイヤガラ瀑布、ロックンロール博物館、合衆国誕生の地、オールマンリバー、フロリダ、ビートルズの故郷、シンガポール、編集長・豪華客船の歌手に、唐亜明の旅行記録林彪事件の真相ー娘の証言から、中国現代史上最大の謎、両親が尊敬する革命戦士の墜落現場、墜落機の残骸、深まる疑念、草原の墳墓、林彪の娘に面会、希薄な権力志向、文革にも反対首謀者ではない、公式発表との相違、偽証の強要、権力闘争のゆがみ、真相究明、出会い、佐野洋子―ストレートでダイナミックな人、茨木のり子ー思慮深くまっすぐな人、津島佑子ー二代にわたる親交、美智子さまーあふれる知性と優しさ、山極寿一ーゴリラ語で絵本に挑む、ダライラマ14世ー気さくなカリスマ指導者、李香蘭ー日中のはざまで翻弄された女性、中国に絵本を、日本絵本之父・松井直、下地作りから、絵本は教材か、マナーと絵本、戦争という難しいテーマ、童心向党、中国で推薦図書に、児童書市場の拡大へ、祖国よ、文革で引き裂かれた恋、権力闘争から失脚、地方で出世階段を上がった習近平、幻の党総書記秘書、ファーストレディ、映画「ノマドランド」、ユーモアと風刺、神なるオオカミ、華人華僑とアイデンティティ、春節、ファーウエイ本社に流れる「北国の春」、マイファミリー、日中が育てた絵本編集者唐亜明の半生について知りたい方におススメ、

感想

日中で開花した絵本編集者唐亜明の壮大なスケールの半生を描いた、

まとめ

幼少期、文化大革命と紅衛兵、下放と日中国交正常化、転機、日本へ、八面六臂、日中比較文化論、革命的編集者の歩み、万里の旅人、林彪事件、出会い、中国に絵本を、祖国よを考察、日本初外国人編集者の誕生物語、

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