下地としたのは岩村忍「元朝秘史」、発掘調査と足跡訪ねての旅で綴る、著者は白石典之、筑波大学大学院歴史人類学研究科博士課程単位取得退学、新潟大学人文学部教授、専門はモンゴル考古学、著書「チンギスカンの考古学」他、
概要
元朝秘史のかたち、舞台、語学テキスト、謎多き書、魅せられた人々、目に火アリ・面に光あり、蒼き狼と黄白の人、神話から史実へ、テムジン誕生、影より外に伴なく、弟殺し、タイチウトによる迫害、僚友との出会い、妻ボルテの誘拐、国を載せて持ち来たり、ボルテ救出作戦、盟友ジャムカ、青き湖での即位、ジャウト・クリ、ダラン・バルジュトの戦い、ウルジャ川の戦い、グル・カ、コイテンの戦い、留鳥と渡り鳥、信賞必罰、ケレイトの内紛、トオリルの背信、バルジュナの水、カラカルジトの激闘、トオリルへの詰問、ケレイト滅亡、貪る鷹の如く、トオリルの最期、ナイマンへの出征、ナク山の戦い、九脚の白き馬印、鉄車の勅、ジャムカの死、即位と除目、古参と新参、肝胆相照らす、報恩と雅量、選ばれし輪番組、母知りて心に憂う、エリート集団の形成、森の民の征服、母親の心労、祈祷師の謀略、高き峰を超えて、ゴビ砂漠を渡る、跡継ぎ選び、天山のかなたへ、いかんぞ退かん・死すとも、巨星墜つ、侵略戦争、四功四過、謎多き奥書、「元朝秘史」とその時代、モンゴル部族の揺りかご、プロトモンゴル集団、大国のはざまで、考古資料は語る、チンギスの台頭、カンへのこだわり、チンギスの国づくり・夢、元朝秘史について知りたい方におススメ、
感想
発掘調査と足跡を辿る旅により元朝秘史解説書は刷新された、
まとめ
元朝秘史のかたち、目に火あり・面に光あり、影より外に伴なく、国を載せて持ち来たり、ジャウト・クリ、留鳥と渡り鳥、バルジュナの水、貪る鷹の如く、九脚の白き馬印、古参と新参、母知りて心に憂う、高き峰を超えて、いかんぞ退かん・死すとも、元朝秘史とその時代を考察、元朝秘史ガイドブックである、