レビュー・ラテンアメリカ文学を旅する58章

ラテンアメリカ文学作品を一望に見渡せ、フットワークで各地域の文化が味わえるようにした、編者は2名、久野量一、東京外国語大学教授、ラテンアメリカ・カリブ文学、著書「島の重さをめぐって」他、松本健二、大阪大学教授、現代」スペイン語圏ラテンアメリカ文学、訳書「ロバルト・ポラーニョ」他、

概要

征服・植民地時代、1ラテンアメリカ文学の出発点、コロンブス航海誌、2クロニカ、ラテンアメリカ文学の源流、3ソル・ファナ・イネス・デ・ラ・クルス、植民地に咲いたバロック文学、19世紀、4イスパノアメリカ独立期の文学、べリヨエレディア望郷の詩想、5ぺリキーリョ・サル二エント、イスパノアメリカ最初の長編小説、6アルゼンチン・ロマン主義文学とロサス独裁政権、7マシャード・ジ・アシス、8矛盾に満ちたモデルニスモ、スノビズム他、9辺境からきらびやかな「いま」を想う、20世紀、10オラシオ・キローガの短編小説、11ガブリエラ・ミストラル、神格化されたイメージ、12アルフォンシーナ・ストルニ・魂の詩人、13セサル・バジェホ、生誕地を訪ねて、14創世の堕天使・ビセンテ・ウイドブロ、前衛主義の覚醒、15マリオ・ヂ・アンドラーヂ、早すぎた魔術師、16ホルヘ・ルイス・ボルヘスの詩学、17ミゲル・アンヘル・アストゥリアス、マヤ世界、18フェリスベルト・エルナンデスの彷徨、ウルガイが生んだ、19アレホ・カルペンティエール、歴史を書き換える野心、20パブロ・ネルーダ、マチュピチュからチリまで、21ホセ・レサマ・リマとパラディーソ、キューバ社会、22ホセ・マリア・アルゲダス、世界架ける橋になる、23ジョルジ・アマード、サルバドール、24ヴィニシウス・ヂ・モライス、ボサノバの詩人、25愛と幻想のめくるめく交錯、26コルタサル、日常を超える試み、27オクタビオ・パス、詩と批評の巨人、28チリ詩の背骨、二カノール・パラの反詩他、29ファン・ルルフォのハリスコ州、30クラリッセ・リスペクト、ウクライナ生まれ、31カルロス・フェンテス、時の地層を描く同時代作家、32いつ終わるとも知れぬ語り合い、「ラ・カテドラルでの対話」のリマ、33混血の民衆詩人ニコラス・ギジェン、代弁者、34カリブ海から世界を凝視する、エメ・セゼールの帰郷ノート、35ジョウジ・ラミングと新しさの予感、「私の肌の砦のなかで」、36・480ページのバジェナートは何を歌っているか、37エドアール・グリッサン、世界を想像、38世界を経てカリブを発見する女性作家マリーズ・コンデ、39 V・S・ナイポールとデレク・ウオルコット、記憶なき歴史・歴史としての記憶、40アメリカ国内にあるラテンアメリカ、ニューメキシコ、41あらゆる境界を越えて、チカーナ詩人グロリア・アンサルドゥーア、42エレナ・ポニアトウスカ、至高の悪夢、43エンドロールの続き、マヌエル・ブレイクと90年目のヘネラル・ビジェガス、44クリスティーナ・ぺリ・ロッシ「狂人の船」、45知的でスリリングな語りの魔術、リカルド・ピグリアの文学的冒険、46イサベル・アジェンデ、物語の女王、47呪詛の向こう側にある何か、フェルナンド・バジェホ、48レイナルド・アレナスと海、49愛憎入り混じる関係を起点に、ジャイカ・キンケイド、21世紀、50オルタナティブな文学史・オルタナティブな世界地図、前衛運動とノマデズム、51人気作家レオナルド・パドゥーラの誕生まで、52アメリカで書かれたラテンアメリカ文学、53冷戦後のハバナを自転車に乗って、54エドウィージ・ダンティカ・ハイチ系移民作家、55メキシコの新しい声・グアダルーぺ・ネッテル、56歴史家が書かないことを書く、ファン・ガブリエル・バスケス、57ラテンアメリカの民衆的な文学、テスティモニオ・エドゥアルド・ガレア―ノ、58マヤ文学・民族的アイデンティティの見直しを迫る脱植民地文学、ラテンアメリカ文学の全体を知り力におススメ、

感想

ラテンアメリカ文学は西洋人によって、次に先住民による父権主義的な価値観によって描かれた、そしてフェミニズム文学が登場した、

まとめ

4部構成、征服・植民地時代、19世紀、20世紀、21世紀を考察、フットワークによる地域文化味わえる、またカリブへのつながりを示した、入門書として企画、

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