所有をめぐる心の働きがいかにヒトという種を形作って来たか、今日の私たちを支配し続けるかを探った、著者はブル-ス・フッド、ブリストル大学心理科学部発達心理学教授、認知発達に関する研究で数々の賞を受賞、アメリカ科学的心理学会・イギリス心理学会及び王立研究所のフェロー、著書は「スーパーセンス」他
概要
本当に所有していますか、見つけたもの勝ち、財産とは、きみはぼくのモノ、親の所有権、政治的所有権、アイディアの所有権、概念、動物は占有するが・所有は人間、生存競争、ものづくり精神、相対的価値、傍観してよいか、コモンズの悲劇、所有の起源、バンクシーは誰のもの、アメとムチ、それ・あなたです、所有できるものは、誰が・何を所有、テディベアと毛布、単純な占有の先に、それが公平というもの、アメリカ人はスエ―デンに住みたがる、独裁者ゲーム、持ちつ持たれつ、正直な偽善者、報復するか、一緒に力を合わせよう、ホモ・エコノミクスよ・さらば、所有と富と幸福、社会的成功の誇示、機械が所有権を満たしてくれた、クジャクの尾、魅せるファッション、相対性という基本原理、望ましい池の選び方、ブリンブリン・カルチャー、緑の目をした怪物と背の高いケシ、諸国民の富、私のものとは私である、拡張自己、商品の物神崇拝、特殊な人々、わがままな私、損失の見通し、未練がましい敗者、手放すこと、手中の一羽、追い求めるスリル、手放せない人びと、心の居場所こそわが家なり、足元から瓦解する、人は所有で幸せになれるか、おわりに、人生というレース、所有という概念ついて知りたい方におススメ、
感想
所有に強力な支配概念を感じる
まとめ
本当に所有していますか、動物は占有するが・所有は人間だけ、所有の起源、それが公平というものだ、所有と富と幸福、私のものとは私である、手放すということ、について考察、