風・水・土

いま、農業界には新たな概念が求められている、それが「風㊌土」の三つに分け小さな単位ごとに自立した農空間をデザインすることであり、本書が追求するもの、著者は田村雄一、愛媛大学卒業、1996年父親の跡を継ぎ就農、さかわオーガニック&エコロジーラボラトリー発足、TAMファーム合同会社代表、

風㊌土について

霧の出るところは野菜や果樹、お茶がおいしい、風土に則ったモノづくりが理想、マクロ風土とミクロ風土、風㊌土とは、相互作用を利用、風㊌土・それぞれについて、風は土へ、風は㊌へ、小学一年生の朝顔栽培と素焼きの鉢、

風について

水がこぼれる桶、光と生産効率、光エネルギーのバトン、光が一番大事?光はそれほどいらない、光と温度のタイムラグを縮める、植物も運動不足?夜眠れないと・疲れがとれない、植物本体の葉の色を見る、風の設計、空気の淀み・流れをどこにつくる、

㊌について

土を変える水の働き、水を吸える土の構造、水稲に水を吸いださせる、毛細現象を維持するか断ち切るか、根の広がりで作物が多収できる(事例1)、淀み空間、㊌の設計、主体である作物を含む農空間の㊌、

土について

マクロ風土が代表作物を決定する、農家は料理人ではない、料理人は作物本人だ、何を調理台に載せるか、肥料をたくさん入れる有機農家が土を乾かしてしまったら、窒素欠乏のジェットコースター栽培、支えとなる深部の根、根の広がりが作物を強くする(事例2)根の広がりが作物を強くする(事例3)、硝酸態窒素とアンモニア態窒素の比率、土の設計、土を動かす、多様な土壌の意味、

風㊌土の多様性戦略

作物圏の生物叢、作物圏の形態と配置、地球の半球ー陽だまりと木陰、地下の半球、表面積と比率が影響を与える生物の住処、ミミズとカビは・トレードオフ、種の多様性の基準、みんな・みんな生きているんだ・友達なんだ、雑草を生のまますき込んではいけない理由・乾かす、雑草駆除は「居心地が悪い」環境にすること、恒常性、絶対失敗しない堆肥化技術、資材・肥料の地産地消、

理想の農空間構想と実践

目指すは1000年先、土壌分析・処方箋・施術ー「土の学校」で教えたこと、エコトープ(生息空間)区分図を作ってみよう、土の学校の全体構造、補足説明、

まとめ

自分の農地の風水土を理解して作物圏づくり、しぶとく生きる、持続可能な農業の理論と実践、

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