ひらがなは万葉仮名からどのように生まれたか、作品を通してその美意識を探る、著者は石川九楊、京都大学法学部卒業、書家、京都精華大学名誉教授、著書は「書の終焉」他、
概略
ひらがなへの道、漢字・ひらがな・カタカナ、桜・さくら・サクラ、篆書・隷書・草書、王義之、舒明天皇、万葉仮名を読む、文字は語る、かなの誕生、ひらがな=女手、五母音表記、清音表記、女手の宇宙、結合・連続、女手書記、高野切古今和歌集、くっついたり離れたり、寸松庵色紙、掛字の美、脱字か・技法か、表出と表現、不自然なつながり、併字の技法、霧が文字も隠す、掛筆万歳、見せ消ち、秋萩帖、隠字、古典に向かう態度、文字がとける、掛筆いろいろ、言葉の本質、重字・畳字、高野切第一種、第二種・第三種から散らし書きの美学、小山正太郎と岡倉天心、有限の紙面、不自然な筆喰、密集型の構成、色紙の書を形成する三つの力、雨にも負けず古筆の終焉、三色紙を味う、三色紙とは、つながる女手、升色紙、三色紙の書法、継色紙、返し書き、言葉と時間、葦出の書法、うつほ物語、真行草、同じ文字をさまざまに変えて書けり、葦手とひらがな、文字は言葉そのもの、明朝体、葦手を読む、平家納経、葦手下絵和漢朗詠集、元輔集、なぜ葦なのか、ひらがなの誕生とその作品を知りたい方におススメ、
感想
ひらがなの結合と連続にワクワク、
まとめ
ひらがなへの道、女手の宇宙、散らし書きの美、三色紙を味わう、葦手の書法、歌の世界へと繋がる、