混沌とした社会・生活を乗り越えるために考え抜かれた書
、著者は岡倉登志、明治大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学、大東文化大学名誉教授、専門は19~20のヨーロッパ・アフリカ関係史、日本と西洋の交流史、天心の曾孫、著書は「二つの黒人帝国」他、
概要
茶の本の世界、茶の本が問いかけるもの、現代社会と茶の本、茶の本成立の背景、茶の本は茶の湯の経典か、岡倉三天心の生涯と茶の本、天心の思想的背景、茶の本を読んだ人々、茶の湯をめぐる考察、宗教と哲学から茶の本を読む、茶の本刊行100周年記念行事、アメリカにおける日本文化の受容、日本文化をめぐる論争、茶の本の構成、文学・演劇にみるユーモリスト、人情の碗、島崎藤村と茶の本、ハーンへの思慕、アジアへのまなざし、道を究める、インドという立脚点、日本における茶の歴史、中国文化との関連、中国文化・思想への強い関心、詩や寓話・玉をめぐって、万国博覧会と日本の建造物、万国博覧会と日米文化交流、シカゴ万博と鳳凰殿、ガードナー夫人のサロンに集う人々、少女イザベラの夢、天心とガードナー夫人の10年間、充実した日々と突然の別れ、詩で読む茶の本の世界、天心が愛した東洋の東洋の詩人たち,プリヤンバダ・デーヴィーと茶の本、ミショーのアジアについての見解、タゴールと日本文化、ヨネ・野口と谷川徹三、白秋と天心、 黄昏、天心の二重の人生、プリヤンバタ・デーヴィー夫人との相聞歌、混乱期における茶に着目した天心の世界を紹介、
感想
茶の本の世界を茶の湯、宗教と哲学、文学・演劇、中国文化の視点から考察、英語力・万博とガードナー夫人のサロンから文化発信、天心の困難な時代に立ち向かった生涯を知る
まとめ
茶の本の世界、茶の本は茶の湯の経典か、宗教と哲学から茶の本を読む、文学・演劇にみるユーモリスト、中国文化との関連、万国博覧会と日本の建造物、ガードナー夫人のサロンに集う人々、詩で読む茶の本の世界、黄昏、天心の世界への入門書、