レビュー・台湾リズム

台湾的72侯を考察、著者は栖来ひかり、道草者、京都市立芸術大学美術学部卒業、2006年から台湾で暮らす、台湾の魅力を伝える、著書は「台湾と山口をつなぐ旅」他、

概要

2月・立春ー爆竹に赤色かざるお正月、節分の豆まき、年越しの伝説、二つの正月、雨水ー上元節・ロケット花火にトビウオに、元宵節の習俗、三寒四温、3月・啓蟄ー泣き止まぬ・虫の涙に・花は笑み、台湾の雨期、ほころぶ花々、としはじめ・お祭はじめ・今昔、神々の誕生日、原住民の暦、4月・清明ー青を踏み霞む山脈・夏きたる、清明節の墓参り、金面山に登る、穀雨ー媽祖様へ・空にも山にも・花の束、魚木花と油桐、媽祖様の結婚、5月・立夏ーくだもの屋・店先ならぶ宝石、フルーツと狐、月日の旅人、小満ー花薫り・水は満つるし・八田祭、玉蘭の薫り、八田與一を祀る、6月・芒種ー鹿港の風思い出す端午節、梅雨の梅仕事、粽と香包、夏至ーとき知らせ・リャンリャカリャンとぺタコ鳴き、ペタコと茶目子、7月・小暑ー土砂降りも・日照りも優し・亭仔脚、北回帰線上の島、ちょぷらんの人々,大暑ー三伏や阿里山の茗荷の香り、ドッグ・デイズ、忘れじのミョウガ、8月・立秋ー地獄の門・拓く鬼月・好兄弟、旧暦7月を過ごす、死を悼む季節、処暑ー愛玉に・東方美人・野薑花、東方美人の里、愛娘のゼリー、9月・白露ー伝説のアニスのセキレイ恋教え、二つのセキレイ神話、王育徳と中村輝夫、高砂義勇兵、秋分ー文旦に肉焼きぬれば中秋節、颱風の語源、桃園のため池、中秋の月、10月・寒露ー重陽やサシバの渡り秋の虎、秋老虎と国慶鳥、菊花酒に思う、霜降ー東北風・空にはためく虹の旗、蟹とザビエル、霧社事件起こる、霧社事件が遺したもの、虹の橋を渡って、11月・立冬ー冬が来た・ダウンジャケット裸足サンダル、寒さは足元から、漢方の知恵と経験の知恵、小雪ー王爺のお誕生日は賑々しく、菱の実売りと東北風疫病と神様、12月・大雪ー潮流れ・春節近しボラの群阿れ、大雨の雨、キョンとカラスミ、冬至ー澎湖の冬至といえば・なに食べる、陰の気が極まる時、1月・小寒ー沙茶醤ソースでめぐる鍋の音、唐土の鳥、港町基隆の火鍋、尾牙シーズン、大寒ー寒気居座り・ほのかに届く花だより、餅の語源、大寒の門神、台湾旅行の参考書としておススメ、

感想

台湾の暮らしが旅行の目的、願わくば台湾と日本とで理解し合う空間を創造すること、

まとめ

立春、春分、夏至、秋分、冬至といった24節気に季節感を付け加えた72侯、文学的で愉快な表現も多い、

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