レビュー・埃だらけのすももを売ればよい

ロシア文学「銀の時代」から15人の詩と解説を収めた、著者は高柳聡子、ロシア文学者・翻訳者、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、著書は「ロシアの女性誌ー時代を映す女たち」他

概要

①遠い異国をみつめてーアデリーナ・アダ―リス、埃だらけ、公爵の園、②もっとも忘れられた詩人ーマリア・モラフスカヤ、白夜、ペテルブルグの夏、③戦争と詩を書くことーアンナ・アフマワ、1914年7月19日の記憶に、戦争詩、④詩は私の祈りであるージナイ―ダ・ギッピウス,献詞、北方通信、⑤二つの魂を生きてーチェルビナ・デ・ガブリアック、1981年に死んだ女へ、「アポロン」⑥私の身体は私のものーマリア・シカプスカヤ、私の体、私的な日記、⑦誰も見ぬ涙を詩にしてーリュポーフィ・コプイローワ、マルタ、詩の世界、⑧風そよぐ音にも世界は宿りーエレーナグロー、愛とぬくもりの言葉たち、「翻訳」、⑨女の言語を創出せよーナデ―・ブロムブロムレイ、グローとブロムレイ、「女性の言葉」、⑩昼の太陽と幸福と・そして夜の闇とーテフィ、人気を博した、狂ったような夢、⑪すべての詩は啓示となるーアデライーダ・ゲルツィク、秋の農繁期、「ホーライの花園」、⑫わが歌は私が死んでも朝焼けに響くーガリーナ・ガーリナ、森が伐られる、学生、⑬テクストの彼岸にいる私ーリジャ・ジノヴィエワ=アン二バル、「悲劇的な動物園」、白夜、⑭ロシアのサッフォーと呼ばれてーソフィア・パルノーク、居心地の良さ、孤独、⑮私は最期のときでも詩人であるーマリーナ・ツヴェタ―エワ、他の人に無用なものを、「不死鳥」、銀の時代のロシア文学を知りたい方におススメ、

感想

「銀の時代」の女性詩人たち、時代の変化と戦争・革命そして個人的運命に苦悩しながら詩作をおこなった、

まとめ

金の時代の後、「銀の時代」に活躍した101人の女性詩人たちから15人を紹介、彼女たちの残した詩や言葉を知ってもらいたい

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