天下の三大悪人の一人道鏡を再評価する、著者は寺西貞弘、元和歌山市立博物館館長、関西大学大学院博士課程後期満期退学、文学博士、著書は「古代天皇制史論ー皇位継承と天武朝の皇室」他
概略
うわさの道鏡、道鏡の生年・良弁を導師として26歳で出家、道鏡同衾伝説・霊異記、称徳女帝淫猥伝説・日本紀略、歴史と伝説の間、仏教との出会い、道鏡の出自・弓削連で河内、道鏡の仏教・内道場に入り禅師・呪術仏教、道鏡と律令国家、称徳天皇の即位事情・古代最後の女帝、称徳天皇との出会い・看病禅師・寵愛、藤原仲麻呂の乱と淳仁天皇廃帝・孝謙上皇と淳仁天皇不和・太政大臣禅師、徳朝政治と道鏡、大臣禅師・太政大臣禅師・法王、太政官政治と道鏡・称徳天皇の思惑、西大寺の創設と道鏡の限定された職責、宇佐八幡託宣と道鏡・太政官政治にかかわらず仏教指導・称徳天皇が首謀者、称徳天皇の崩御と道鏡の左遷、称徳天皇の晩年・不予道鏡の左遷と死去、称徳天皇の治世に疑問持つ方におススメ、
感想
続日本紀の作者は称徳天皇を擁護する立場にあり、その責任を道鏡に仮託した、
まとめ
うわさの道鏡、仏教との出会い、称徳朝政治と道鏡、称徳天皇の崩御と道鏡の左遷、