レビュー・紫式部を創った王朝人たち

紫式部に影響を与えた人たちを抽出し紫式部を立体的に浮かび上がらせた、編者は服藤早苗、埼玉学園大学名誉教授、専門は平安時代史・女性史・ジェンダー史、著書は「家成立史の研究」他、東海林亜矢子、国際日本文化研究センター客員准教授、専門は日本古代史、著書は「平安時代の后と王権」他

概要

紫式部、家系と多感な少女期、越前下向と結婚、宮仕えの時代、晩年と没後の評価、平安時代の女房の世界、女房という制度、女房への出仕と貴族社会、藤原彰子、誕生、入内、紫式部の出仕と二人の皇子の誕生、国母の政治力と紫式部、親族を見送って、藤原道長、道長と家族、外戚と摂関政治、一条朝の道長、三条天皇との対立、後一条天皇の時代、道長の後宮対策と女房、紫式部の生育環境、紫式部の地方生活、紫式部の受けた教育、受領の娘としての女房出仕、文人の娘としての女房出仕、夫藤原宣孝、宣孝像、紫式部への求婚、宣孝と妻たち、平安中期の結婚実態、短い結婚生活、宣孝との別れ、一条天皇、誕生、摂政兼家の時代、元服と定子入内、疫病大流行と道長政権の開始、一条院と二人の后、一条朝の公卿と文化、敦成親王の誕生から一条の死まで、藤原定子・清少納言、入内まで、立后、定子と清少納言、短い栄耀と長い憂鬱、再参内と出家、再びの懐妊と彰子の登場、中宮から皇后へ、忘れ得ぬ人々、大斎院選子内親王とそのサロン、大斎院選子内親王について、斎院について、紫式部日記における選子サロン、「大斎院前の御集」「大斎院御集」からうかがわれる選子内親王の生活、選子内親王の仏教信仰、年上女性たちとの交流、源倫子、赤添門、同僚女房たちとの交流、彰子に仕える女房集団、宰相の君、大納言の君と小小将の君、伊勢大輔、公卿たちとの交流、藤原の斉信、藤原顕光藤原実資、藤原公任、藤原頼通、天皇乳母としての大弐三位、彰子女房として、賢子の恋、御冷泉天皇乳母、母を超えた娘、堕地獄か観音の化身か、源氏供養について、源氏物語の執筆動機と石山寺せ起筆伝承、ジェンダーの視座からみる紫式部伝承、源氏物語が誕生した時代を知りたい方におススメ、

感想

紫式部は権力と一体となった王朝文化から登場した、

まとめ

紫式部、平安時代の女房の世界、藤原彰子、藤原道長、紫式部の生育環境、夫藤原宣孝、一条天皇、藤原定子清少納言、大斎院選子内親王とそのサロン、年上女性たちとの交流、同僚女房たちとの交流、公卿たちとの交流、天皇乳母としての大弐三位、堕地獄か観音の化身か、

執筆者、池田節子、岡島陽子、河添房江、栗山圭子、高松百香、永島朋子、西野悠紀子、野口華世、野田有紀子、伴瀬明美、茂出木公枝、諸井彩子、

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA