東アジアや米国を視野にいれた世界史的視点から沖縄と向き合う視座を提供する、著者は成田千尋、著者京都大学大学院文学研究科博士課程修了、立命館大学衣笠総合研究機構助教、著書は「沖縄返還と東アジア冷戦体制ー琉球/沖縄の帰属・基地問題の変容」
概要
沖縄の世替わり、琉球王国の変容、清の成立と国際関係の変化、大日本帝国の拡張、琉球の帰属をめぐって琉球処分と日清交渉、琉球の帰属をめぐって、琉球奪回への意思表明、日中戦争の始まりと琉球奪回への意思表示、琉球革命同志会、冷戦構造の形成と沖縄の基地化、朝鮮の分断・台湾の祖国復帰、朝鮮戦争と沖縄基地の使用、APCL(アジア民族反共連盟)と琉球独立運動、APCL支部結成に対する米国・沖縄の反応、国際環境の変化と沖縄返還、国府の対琉球政策の変容、両三年内の返還時期決定、沖縄返還交渉と韓国・台湾、72年核抜き本土並み返還の決定、ニクソンドクトリンと沖縄返還の帰結自衛隊配備計画と在韓米軍の削減返還協定の調印、戦争の記憶と復帰運動、敗戦と占領復帰署名運動、朝鮮戦争の勃発と基地の拡大・強化、奄美返還と復帰期成会消滅、島ぐるみ闘争、復帰運動の変容、ベトナム戦争の始まりと復帰運動の変化、沖縄返還路線への抵抗、沖縄返還への失望、自衛隊配備と沖縄戦の記憶の再燃、独立か復帰か、外からの独立運動、沖縄の帰属の問題化、蔡と韓国政府の関係の変化、復帰をめぐって、沖縄人の沖縄をつくる会と台湾韓国、沖縄返還50年を超えて、韓国・台湾の民主化、返還後の沖縄、核心現場としての沖縄の発見、世界史の視点から沖縄返還を見る方におススメ、
感想
沖縄は昔から日本の一部であったわけではない、このような沖縄の返還の歴史の過程を振り返り朝鮮戦争を経て東アジアに冷戦構造が形成されたことを考察、
まとめ
沖縄の世替わり、琉球の帰属をめぐって、国際環境の変化と沖縄返還、戦争の記憶と復帰運動、独立か・復帰か、沖縄復帰50年を超えて、対立、