レビュー・長篠合戦

長篠合戦の総決算、著者は金子拓、東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了、東京大学史料編纂所教授、専門は日本中世史、著書は「中世武家政権政治秩序」他、

概要

織田信長の革新的戦略ーこれまでの長篠合戦、長篠合戦はどういういくさとされているのか、従来の見解の問題点、新しい長篠合戦に向けて、どうつくられたか、参謀本部の「日本戦史」長篠合戦革命説、両軍激突ー大将たちの長篠合戦、なぜ長篠城を攻撃したのか、武田軍の三河侵入、吉田城をめぐる攻防戦、長篠城攻め、勝頼・有明原へ、なぜ馬防柵と鉄砲なのか、信長の本願寺攻め、信長三河へ、布陣意図、節所としての長篠、武田氏から三河を守る、家康から見た吉田城攻防戦、長篠城の攻防戦と援軍要請、鳶巣山砦の奇襲攻撃へ、鉄砲戦の幻影―つくられる長篠合戦、天正3年5月21日の経過、長篠合戦をめぐる記述の変容、信長記合戦描写の疑問と伝搬、勝頼はどう伝えたか、当事者・同時代人の証言、当事者、「三河物語」・「松平記」・「当代記」・「大須賀家蹟」・「権現様御一代記」・「形原松平記」、江戸時代における長篠合戦の物語化、武田氏の「甲陽軍艦」・「参河国長篠合戦絵図」・合戦譚の変容、長篠合戦は鉄砲戦なのか、家臣たちの長篠合戦、彩られるいくさの記録ーひろまる長篠合戦、酒井忠次と鳶巣山砦攻撃、「寛永諸家系図伝」の献策場面、奥平信昌と長篠城籠城戦、奥平信昌長篠城に入る、長篠合戦の褒賞、「開運」、子孫たちによる顕彰、有明原での武功話、無視された親子の別れ、苦戦する織田徳川軍、合戦図屏風による図像化、戦国合戦図屏風と長篠屏風成瀬家における合戦図屏風の意義、「四戦紀聞」、刷新された長篠合戦像、信長の戦略、勝頼の三河侵入、5月21日の決戦、徳川史観と信長英雄史観、長篠合戦の総決算したい方におススメ、

感想

乾坤一擲の徳川の戦い、信長英雄譚が上書きされ、勝頼の三河侵入削除、鉄砲戦の創作、

まとめ

織田信長の革新的戦術、両軍激突、鉄砲戦の幻影、彩られるいくさの記憶、

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