藤原広嗣の乱とその後の怨霊について考察、著者は北啓太、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、宮内庁書陵部編修課長、正倉院事務所長、京都事務所長歴任、定年退職、著書は「律令国家における将軍について」他
概要
家系・一族、父宇合と藤原氏一族、母国盛と石上氏一族、誕生とその時代・成長の時代と疫病大流行・出身と疫病大流行、五位貴族として、政権の転換、広嗣の登用、玄昉と真備、太宰小弐遷任、大宰府、広嗣の乱前夜、藤原広嗣の乱の勃発、乱のはじまり、「松浦廟宮先祖次第并本縁起」所載の広嗣上奏文、上奏文の真偽、広嗣の主張と乱の発生過程、乱の展開と終息、豊前三鎮の陥落、板櫃川の戦い、広嗣の最期、乱の処置・乱の背景、乱後の世界、行幸から遷都へ、その後の玄昉と真備、広嗣の弟たち、広嗣の妻子について、伝承上の藤原広嗣、広嗣怨霊の生成、広嗣説話の発展、「松浦廟宮先祖次第并本縁起」、その後の広嗣説話と信仰、藤原広嗣の乱と怨霊について知りたい方におススメ、
感想
上奏文に聖武天皇に対する批判と玄昉・真備を討取る決意が述べてある、
まとめ
家系、誕生・成長・出身、五位、藤原広嗣の乱の勃発、乱の展開と終息、乱後の世界、伝承上の藤原広嗣、