江戸っ子がどのように晩酌を愉しんだかを描く、著者は飯野亮一、食文化史研究家、服部栄養専門学校理事・講師、早稲田大学第二文学部卒業、明治大学文学部卒業、著書は「居酒屋の誕生」他、
概要
酒は百役の長、寝酒を飲んで快眠、節度、万葉集に詠まれた独り酒、神と共に飲む、大伴旅人、貧窮問答歌、中世の独り酒、独り酒を禁じた北条重時、兼好法師、晩酌のはじまり、農民の間にも晩酌、寝酒、明かりの灯る生活、新たな灯火原料、ナタネ油、綿実油、高価な種油と安価な魚油、蠟燭、油売り、灯火のもとでの外食、煮売茶屋、料理茶屋、居酒屋の繫昌、江戸庶民の夜間の暮らし、暗かった夜間の生活、木戸で閉ざされた江戸の町、江戸で花開いた晩酌文化、俳諧・狂歌に詠まれた寝酒独酌の風情を愛した芭蕉と其角、寝酒、晩酌の習慣が広がる、晩酌の燗酒、市中に酒、小咄にみる晩酌、夫婦仲睦まじく小鍋、燗酒を好む、超辛口、風呂上がり、さまざまな家飲みスタイル、孝行息子のおかげで晩酌、孝行娘のおかげで晩酌、女性の晩酌、多彩な晩酌の肴、肴の名の出現と多様化、手作り肴、振り売りから肴、屋台店から肴、煮染屋から肴、刺身やから肴、仕出し料理、おでん燗酒、長くなった夜の生活時間、木戸の廃止と明かりの進化、晩酌という言葉、漱石の作品、育まれてきた晩酌文化、晩酌に関心ある方におススメ、
感想
独り酒から晩酌・寝酒、明かりがともり晩酌文化も愉しい、
まとめ
酒は百薬の長、万葉集に詠まれた独り酒、中世の独り酒、晩酌のはじまり、明かりの灯る生活、灯火のもとでの外食、江戸庶民の夜間の暮らし、江戸で花開いた晩酌文化、晩酌の習慣が広まる、多彩な晩酌の肴、長くなった夜の生活時間、