レビュー・人が人を罰するということ

ひとを罰することは無意味だ、説得的に提示、著者は山口尚、京都大学大学院人間環境学研究科博士後期課程修了、専門は形而上学、心の哲学、宗教哲学、自由意志、著書は「難しい本を読むためには」他、

概要

刑罰は何のために、刑罰の意味、抑止・応報、身体刑の意味は何か、刑罰の意味、中国の身体刑、苛酷で残虐、社会から排除、軽重と追放、追放の意味、刑罰の意味の多元主義、多様な目的、祝祭・見世物・供犠・訓練、刑罰の意味、応報のロジック、犯人・行為・責任・主体、責任の条件、彼が選んだ行為なのか、自由否定論、脳の神経活動と意識的意図、拒否する自由意志、心的因果、責任虚構論、小坂井敏晶「責任という虚構」、ミルグラム実験、原因と結果、責任の正体、虚構、それでも人間は自由な選択主体、罰すると責める、罰が無意味の世界、自由の居場所、ひとが何かをする、自由の否定の自己矛盾、責任は虚構ではないー自由と責任の哲学、一定の枠組み、自由と怒り、人間が責める、道徳的要求と道徳的期待、ストローソン「自由と怒り」、自由・責任・罰についての指摘、人間として生きる、自由否定論の不足、拒否権説の不足、責任の実在空間、刑罰廃止論者におススメ、

感想

人間は自由な選択主体だが、責任の枠があり、それに伴う罰がある、人間として生きる意味を問い直している、

まとめ

Ⅰ刑罰は何のために、身体刑の意味、刑罰の意味の多元主義、Ⅱ応報のロジック、自由否定論、責任虚構論、Ⅲそれでも人間は自由な選択主体、責任は虚構ではない、自由・責任・罰についての指摘、

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