レビュー・比較文明学の50人

日本の比較文明学を一般のひとにも知っていただくよう執筆、50人の日本人を取り上げ論じた、編者は小倉紀蔵、京都大学大学院人間・環境学研究科教授、専門は東アジア哲学、東京大学文学部卒業、ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学著書「入門・朱子学と陽明学」他、

概要

本居宣長―新たな「いのちの思想」の構築者、岡倉天心ー西洋文明の代替え案を示した英語名人、福沢諭吉・丸山眞男・加藤周一近代をめぐるアポリアへの挑戦者、西田幾太郎ー西洋近代文明への対抗軸えを求めて、鈴木大拙ー文明交流圏の結晶、賀川豊彦ー死線を超えて共有文明を描く、柳壮悦・矢代幸雄・岡本太郎ー非西欧の芸術美術の発信者たち、和辻哲郎ー生きた倫理と文明共存の哲学の探求者、中村元ー比較思想から比較文明へ、梅棹忠夫ー文明の生態史観田中正造・南方熊楠・石牟礼道子ー文明批判と自然、緒方貞子ー共生の文明の実践者、小田実ー世界を駆けた比較文明学の実践者、伊藤俊太郎ー比較文明学を確立した統合の巨人、法然ー菩提心をめぐる通底性の拡大、日蓮ー会通しない仏教、山鹿素行ー通底しない儒学、安藤昌益ー反文明の比較文明、新島襄ー倜儻こそ比較文明学の根本、頭山満ーハ絃一宇の文明論、後藤新平ー自治の精神、井上円了ー比較哲学による日本的教育の創造、新渡戸稲造ー文明の暴力性に抗する武士道、内藤湖南ー日本文化と豆腐のニガリ論、夏目漱石ー人とこころの探求者、河上肇ー共産主義への比較文明論的視点、田辺元ー真実を希求した情熱の哲学者、矢内原忠雄・矢内原伊作ー信仰と思考の溝を超えて、三木清ー人間の生存理由を問い直す思考川端康成ー文明の彼岸へ、唐木順三ー孤独と酒と信州と、吉川幸次郎ー身体化された異国の精神、西谷啓治ー近代の超克、家永三郎-否定と近代、井筒俊彦ー共時的構造化の比較文明学、猿橋勝子ー地球環境と女性研究者に力を、遠藤周作ー神は文明のどこに宿るか、三島由紀夫ー無数の文明の共存の実験、中村雄二郎ー越境する知の領域えを切り開く哲学者、中根千枝ー恣意的な比較の暴力性、なだいなだー常識を疑いつつ理性で生きる、岡田英弘ー大文字の歴史を支える小文字の歴史、かがわ五十嵐一ー東西文明間・聖俗の狭間に立った殉教者、比較文明学的な思考を知りたい方のために企画した、

感想

比較文明学思考を構築するための50人の人物紹介、

まとめ

本居宣長、岡倉天心、福沢諭吉・丸山眞男・加藤周一、西田幾太郎、鈴木大拙、賀川豊彦、柳宗悦・矢代幸雄・岡本太郎、和辻哲郎、中村元、梅棹忠夫、田中正造・南方熊楠・石牟礼道子、緒方貞子、小田実、伊東俊太郎、法然、日蓮、山鹿素行、安藤昌益、新島襄、頭山満、後藤新平、井上円了、新渡戸稲造、内藤湖南、夏目漱石、河上肇、田辺元、矢内原忠雄、矢内原伊作、三木清、川端康成唐木順三、吉川幸次郎、西谷啓二、家永三郎、井筒俊彦、猿橋勝子遠藤周作、三島由紀夫、中村雄二郎、中根千枝、なだいなだ、岡田英弘、五十嵐一、以上50人を列挙考察、

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